活動報告

かっぱ通信145号を発行しました

20230318_150209 3月18日(土)、かっぱ通信145号の印刷・発送作業を4名で行いました。かっぱ通信145号には、2月に開催された「川でつながる発表会」で高校生2名が発表した北山わんぱく夏まつりでのボランティア体験の記事の他、北山小4年生から届いた総合的学習の感想文が届いた記事、この6月から実施となる条件付特定外来生物の記事、3月25日に開催される北川かっぱの会の総会の記事などが掲載されています。かっぱ通信145号は北川かっぱの会のホームページ(トップページから)から閲覧できるほか、東村山市内の各公民館や八国山たいけんの里、市役所1階などでも入手することができます。会員の皆様には明後日以降に届く予定です。(3月18日) 

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川につながる発表会で「北山わんぱく夏まつりでのボランティア体験」を発表

20230226_132335 2月26日(日)新河岸川川づくり連絡会主催の「川でつながる発表会」が開催となり(場所;国土交通省荒川下流河川事務所)、北川かっぱの会の関係者(高校生2名)が、「北山わんぱく夏まつりでのボランティア体験」を発表しました。Aさんからは、北川かっぱの会の活動状況や北山わんぱく夏まつりの盛況な状況の報告があり、Uさんからはボランティアの体験が契機となり中高校生に実施した、幼児期の自然体験の有無や体験の具体的内容、現在の環境問題や外来種問題への関心を問う調査結果とその考察結果の報告がありました。2人とも自ら作成したパワーポイント資料を使ったわかりやすい説明で、当日の参加者に共感を呼び込みました。コメンテーターからは、北川かっぱの会の歴史的に見た重要性を、引き継いでいってほしいなど、激励の言葉をいただきました。(2月26日)20230226_133415

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2/4野鳥観察会を開催しました

2月4日(土)野鳥観察会を開催しました。まずは北山公園の池で、マガモのオスの金緑色の輝きに感嘆しました。池の奥の小さなオギ・ヨシ原には、ホオジロが見られました。ホオジロは1年中見られる留鳥ですが、ここでは冬にのみ時々見られます。…(続きは以下から)

http://murayama2009.blog41.fc2.com/

(2月11日)

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2022年を振り返って

今年も残すところわずか。今年の北川かっぱの会を振り返ってみました。

20221008_145250_20221228175601  1.3年ぶりにイベント復活 →新型コロナ対策のため、2020年度、2021年度と緊急事態宣言が出ていた期間を中心に多くのイベントを中止していましたが、北山わんぱく夏まつりや北山公園菖蒲まつりでの水族館展示、北山いきものクラブ(写真)などが完全に復活しました。一方、北川クリーンアップや土曜講座などが引き続き中止となりました。

2.市立公園に指定管理者制度の導入 →7月から北山公園をはじめとする市立公園に指定管理者制度が導入され、アメニス東村山市立公園グループが、市からの委託を受けて管理することになりました。8月の北山わんぱく夏まつりでは、さっそく市、指定管理者、北川かっぱの会とが連携して取り組みました。今後は、様々な場面で市ばかりでなく、指定管理者と連携したイベントの開催や広報活動を模索していくことになりそうです。Dsc07039_20221228175701



3.北山わんぱく夏まつりが市との共催イベントに →8月には北山わんぱく夏まつりを3年ぶりに開催しましたが、これまでの市の後援イベントから共催イベントに変更となりました(北山わんぱく夏まつり実行委員会・東村山市共催、北川かっぱの会協力)。当日は多くの親子連れが夏まつりを訪れてくれました。北山カヌー遊び(写真)、北川ウォーク、いきもの探し(昆虫)、ザリガニ釣り、北川水族館、木工、紙芝居、どれもが盛況で、多くの親子連れが北山公園や北川の自然を満喫していました。当日は、約30名のボランティアで会場設営や夏まつりの運営、撤収を行いましたが、事故もなく無事終了することができました。この恵まれた自然環境とこの自然の中で遊ぶことのできる環境を次世代に引き継いでいくべく、活動を継続していきたいと思いました。

20220604_151941_20221228180001 4.北山公園菖蒲まつりで水族館展示 →6月には3年ぶりに菖蒲まつりが開催され、水槽展示(北川水族館)を行いました(写真)。北川水族館では、北川や北山公園で採取したオイカワやトウヨシノボリ、カワムツ、モツゴ、タモロコ、カマツカ、ナマズなどの魚類の他、ウシガエルやアメリカザリガニなどの外来生物の展示を行いました。菖蒲まつりには多くの市民が来場しましたが、幼児を伴った家族連れを中心に、多くに市民に北山公園や北川の自然が意外と豊かなことを感じたり、外来生物の問題点について考えていただけたのではないかと感じています。当日は、募金活動を実施しましたが、2日間で約14000円の募金を集めることができました。20221016-1665910941674_20221228180101

5.NPO子育てネットワーク「すずめ」の幼児向けのいきものとのふれあいを支援 →10月には、北川かっぱの会としてはじめて幼児向けのいきものとのふれあいを支援しました。「すずめ」からは親子30組、合計80組ほどの参加申込みがありました。北山公園内の草地でバッタやイナゴ、コオロギなどの昆虫探し、菖蒲田にあるタヌキなどの足跡の観察(写真)、また外来種のアミの点検作業で捕獲したアメリカザリガニやウシガエルなどを観察しました。子どもたちが楽しそうに昆虫をとり、アメリカザリガニと戯れている姿が、とても印象的でした。

20221105_111717_20221228180301 6.北山小4年生の総合的学習を支援 →今年は6月に北川のゴミ、7月に北川の魚、9月に外来種、11月に北山公園の秋のいきもの(写真)をテーマに総合的学習を支援し、児童に地域の自然と問題点などについて考えてもらう機会をつくることができました。なお、1月に開催された「川でつながる発表会(新河岸川流域川づくり連絡会主催;オンラインで開催)」では、北山小4年生の研究発表がありました。北川かっぱの会が昨年支援した総合的学習「大すき!北川」をテーマに、川そうじや魚とり、丸池での魚放流、外来生物の問題点、北山公園での外来種の抜き取りや観察など、総合的学習を基に、より広く、深く学んだ成果が児童8名から発表されました。何だか児童たちから、大きな元気をもらったような気がしました。

7.地道な活動を継続 →コロナ禍の中、定例川そうじや外来生物の捕獲活動(写真)は年間を通じて実施することができました。

(12月28日)20221016img_7645

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2022年度ゴミ調査結果

  北川かっぱの会では、毎月第2土曜日の午前中に「定例川そうじ」を実施しています(北山小前~西武園線鉄橋下;3月~12月)。川そうじが終了した時に収集したゴミの仕分けを行い、そのゴミの量の計測を行なっていますが、このほど2022度の調査結果(毎年10月~9月)がまとまりましたので、公表します。(添付のpdfファイル;松村さん提供)。 ゴミの総量(可燃ゴミ+不燃ゴミ)は平成16年度をピークに減少しているものの、ここ何年かは大幅に減少するような傾向にはありません。

ゴミ総量の推移(pdfファイル) →ダウンロード - 202209gomisouryou.pdf

 また、ゴミの内、缶やペットボトルなど「特定ゴミ」の本数は、最も多かった平成15年度と比較し減少していますが、ここ何年かは大幅に減少するような傾向にはありません。

ゴミ分析のデータ(pdfファイル)→ダウンロード - 202209gomibunnseki.pdf

 さらに、ビンやワンカップなどについては、「危険ゴミ」として別途集計しています。

危険ゴミのデータ(pdfファイル)→ダウンロード - 202209kikengomi.pdf

 今年度は昨年度と比較し、ゴミ総量、特定ゴミの本数が減少していますが、その多くが特定の個人によるゴミの投棄がなくなったことが大きく影響していると思われます。

 北川かっぱの会では、子どもたちが安心して遊ぶことのできる、地域の住民が愛着をもつことのできるような北川の川づくりを目指しています。引き続き、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。なお、次回の定例川そうじは3月11日(土)9:00~11:00(北山小正門前集合;雨天中止)となります(今年の定例川そうじは12月10日で終了しました)。皆様の参加をお待ちしております。(12月11日)

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12/4までパネル展示、エコライフフェア

20221129_112941 北川かっぱの会では、エコライフフェア(主催;東村山市環境資源循環部)にパネルを出展しています(写真;パネルは会員の原さん作です)。

エコライフフェアについて →

令和4年度東村山市エコライフフェアの開催/東村山市 (city.higashimurayama.tokyo.jp)

エコライフフェアは、本日より4日(日)までの毎日、9時~16時(最終日は~15時)に中央公民館1階の展示室で開催され、市役所の関係各課や市内のNPOなどが出展しています。。皆様方のご来場をお待ちしております。(11月29日)

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「北川・八国山・北山公園のいきもの」冬編の掲示をはじめました

20221126_150430 11月26日(土)、北山公園内の水と緑の掲示板に「北川・八国山・北山公園のいきもの」冬編の掲示をはじめました(写真)。「北川・八国山・北山公園のいきもの」は、季節ごとに見ることのできる「いきもの」について、林内、林縁、草地、水辺などの別にまとめたもので、冬編では、鳥類を中心にまとめました。また、特別編として、「年輪物語 コナラの60年」の記事の掲載をはじめました(写真)。編集は「八国山たいけんの里自然部会」と「北川かっぱの会」の有志4名が合同で行いました。編集にご協力いただいた皆様方、ありがとうございました。(11月26日)20221126_150400

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2022年魚類調査結果

20220807_113317 北川かっぱの会では、毎年、北山わんぱく夏まつりの時に魚類調査を実施していますが、今年の調査結果がまとまりましたので公表します。

今年の結果(pdfファイル)→ダウンロード - 20220807e9ad9ae9a19ee8aabfe69fbbe7b590e69e9c.pdf

8月のわんぱく夏まつり水族館展示用に採捕した魚介類は魚類8種類、その他7種類、ほぼ例年と同様の顔ぶれでした。魚類の採捕数はカワムツが全体のほぼ半数を占め、次いでオイカワ、カマツカの順でした。

その他留意点等は…
・モツゴやタモロコの数が少ない…。
・カマツカは増えてきているよう。
・ヨシノボリ類として、クロダハゼ(旧名トウヨシノボリ)に加えて、柳瀬川流域でも分布を広げている国内外来種のカワヨシノボリが同時期に北川でも確認された(研究者私信)ため、当日展示したものも混在していたと考えられたのでヨシノボリ類としました。両者はよく似ているのですが、胸鰭の鰭条(筋)の数が17本以下であればカワヨシノボリなので、ヨシノボリ類を捕まえたら数えてみて下さい。
・モクズガニが久しぶりに川で採捕された。甲幅7㎝!
・近年カワニナの分布域が下流に広がってきて、数も増えています。水質がより良くなっているのか…

なお、調査結果の経年変化は、当会のホームページの調査結果のページで確認することができます。

(11月20日)

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今年の外来生物捕獲活動を終了しました

20221112_135249 11月12日午後、北山公園内に仕掛けているアミ類(しょうちゃん池、菖蒲田)のかたづけ作業が終了しました。かたづけはじめたアミの中に、アメリカザリガニ7、日光浴ワナには何とクサガメ(♀;甲長10.5cm)がかかっていました(写真)。この結果、今年の捕獲数の合計は、ウシガエル(成体)15、ウシガエル(幼生)201、アメリカザリガニ957、クサガメ1となりました。詳細は次のとおりです。

ダウンロード - 20221112gairaiseibutuhokakukekka.pdf

 外来生物捕獲活動は来春から再開する予定です。(11月13日)

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11/5北山小4年生総合的学習「秋の北山公園のいきもの」を支援しました

20221105_111717 11月5日(土)、永島さんの講師で北山小4年生の総合的学習「秋の北山公園のいきもの」を支援しました。学習は各クラスごとに45分間づつでしたが、草地ではバッタ類やイナゴ類、コオロギなどが多く見られ、児童たちはこれらの昆虫を追っていました。後のクラスでは、カナヘビやアマガエルも見ることができました。菖蒲田では、タヌキやイタチ、アライグマ、ハクビシンなどの足跡が多く見られ、9月の学習時よりも多くの足跡を確認することができました。最後に、しょうちゃん池でスコープを使ってアオサギの観察をしました。全体的に意外に豊かないきものの存在を感じることができたのではないかと思います。(11月5日) 20221105_102554 20221105_111303

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