活動報告

1/24北山小4年生の総合的学習「北川の水について調べよう」の授業を受け持ちました

1月24日(金)、北山小4年生の総合的学習「北川の水について調べよう」の授業を受け持ちました。授業はクラスごとに1時限づつで、講義形式で「きれいな川とは」、「川の水はどこからくる?」、「川の水はどうしてよごれるのか?」、「川のよごれぐあいはどのように調べる?」、「どうすればきれいな北川を守ることができる?」について対話形式で学習しました。なお、当日の放映資料は次のとおり。

ダウンロード - 2025012420e58c97e5b79de381aee6b0b4e381abe381a4e38184e381a6e8aabfe381b9e38288e38186.pdf

当日は、北川の水と丸池の水について透視度の測定も体験してもらった上で、前川や北川下流の柳瀬川や新河岸川の透視度との比較も行いましたが、児童はみな興味深そうに川の水質についての学習を行っていました。(1月25日)

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1/11 北山小土曜講座「野鳥観察」を開催

Pxl_20250111_014916721mp2 快晴だった1月11日(土)、北山小土曜講座「野鳥観察」を開催しました。参加者は、北山小の児童とその兄弟15名とその保護者8名、北川かっぱの会の関係者5名の総勢28名でした。北川かっぱの会の永島さんのガイドにより野鳥を観察しましたが、アオジ、コサギ、カワセミ、カワウ、ハクセキレイ、イカル、モズ、メジロ、……などを見ることができました。特に、カワウやイカル、……についてはじっくりと観察することができました。(1月11日)Pxl_20250111_013905493mp2

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2024年を振り返って

Pxl_20240915_005306308mp_20241226181901 今年も残すところわずか。今年の北川かっぱの会を振り返ってみました。


1.盛況だった北山わんぱくまつり →今年は猛暑対策から、名前から”夏”を外し、「北山わんぱくまつり」として9月15日(日)の開催としました。当日の最高気温は残念ながら35℃でしたが、木陰はかすかに涼しく、昨年よりも参加者が増え、昼をまたいで長い時間を公園内で過ごす家族連れが目立ちました(写真;カヌーたいけん)。

2.しょうちゃん池のハスの駆除に悪戦苦闘! →しょうちゃん池のハスが繁殖し始め、池の多くの面積をハスが覆うようになってきました、当会では、市や指定管理者のアメニス東村山市立公園グループと連携して4月に池の水の水位を下げて駆除作業を実施しました。しかし、夏場から再度、ハスの繁殖が再開し、何らかの抜本的な対応策が必要な状況となってきています(写真)。20240413image0-1_20241226182001

3.北山公園で今後10年間にわたり施設の長寿命化や水環境の完全が図られることに →北山公園整備計画等意見交換会(いわゆる「川端会議」)の中で議論を進め、冬でも水が涸れない湿地や子どもが公園内の用水路で魚とりができる点などについて検討を行ってきましたが、いよいよ整備が始まろうとしています。

20240713_144215_20241226181901 4.いきものコレクションアプリ「バイオーム」を使ったいきものガイドツアーが開催 →7月に多くの親子連れの参加があり、北川かっぱの会がガイド役を担いました(写真)。

5.カエルの生息数調査で希少種の存在を確認することができました →5月に開催のカエル類の生息数調査では、北山公園内の湿地で、約30名親子連れの参加者で、約80匹のトウキョウダルマガエル(昨年は約70匹を確認)と約40匹のシュレーゲルアオガエル(昨年はごくわずかの個体数を確認)が生息していることを確認することができました(写真)。20240511_104702_20241226182001

6.北川に2本目の魚道が完成! →北川の西武園線ガード下に、魚道が完成しました(写真)。北川2本目の魚道は、現在、北山公園善行橋下にある魚道に似ていますが、より縦断勾配が緩やかになり(1/20勾配)、魚道上の玉石が縦断方向で直線上に並ばないようにするなどの改善が施されています。20231227_145612_20231229171701

 

 

 

 

 

 

 

 

7.地道な活動を継続
 →定例川そうじや外来生物の捕獲活動(写真)は
年間を通じて実施することができました。20240629_162209_20241226182001

 

 

 

 
(12月28日)

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「北川・八国山・北山公園のいきもの」冬編の掲示を始めました

Pxl_20241221_061335553mp2 12月21日(土)、北山公園内の水と緑の掲示板に「北川・八国山・北山公園のいきもの」冬編の掲示をはじめました(写真)。「北川・八国山・北山公園のいきもの」は、季節ごとに見ることのできる「いきもの」について、林内、林縁、草地、水辺などの別にまとめたもので、冬編では、鳥類と植物を中心にまとめました。また、「暮しと植物(樹木)」をテーマにした掲示も始めました。編集は「八国山たいけんの里自然部会」と「北川かっぱの会」の有志7名が合同で行いました。編集にご協力いただいた皆様方、ありがとうございました。(12月23日)Pxl_20241221_061351355mp2

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かっぱ通信154号を発行しました

Pxl_20241222_071941410mp2 12月22日(日)、かっぱ通信154号の印刷・発送作業を7名で行いました。かっぱ通信154号には、10月に開催した「北川クリーンアップ」の記事の他、今年の魚類調査結果、外来生物捕獲結果、ゴミ調査結果などの記事が掲載されています。かっぱ通信154号は、東村山市内の各公民館や八国山たいけんの里、市役所1階市民協働課前などでも入手することができます。会員の皆様には今週届く予定です。(12月22日)

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2024年度 ゴミ調査結果

7  北川かっぱの会では、毎月第2土曜日の午前中に「定例川そうじ」を実施しています(北山小前~西武園線鉄橋下;3月~12月)。川そうじが終了した時に収集したゴミの仕分けを行い、そのゴミの量の計測を行なっていますが、このほど2024年度の調査結果(毎年10月~9月)がまとまりましたので、公表します。(添付のpdfファイル;松村さん提供)。 ゴミの総量(可燃ゴミ+不燃ゴミ)は平成16年度をピークに減少しているものの、昨年度と比べ今年度は微減でほぼ前年度並みでした。

ゴミ総量の推移(pdfファイル) →ダウンロード - 202420gomisouryou.pdf

 また、ゴミの内、缶やペットボトルなど「特定ゴミ」の本数は、最も多かった平成15年度と比較し減少していますが、昨年度と比べ今年度は約2割減少しました。

ゴミ分析のデータ(pdfファイル)→ダウンロード - 202420gimibunnseki.pdf

 さらに、ビンやワンカップなどについては、「危険ゴミ」として別途集計していますが、今年度は1本だけでした。

危険ゴミのデータ(pdfファイル)→ダウンロード - 202420kikenngomi.pdf

  北川かっぱの会では、子どもたちが安心して遊ぶことのできる、地域の住民が愛着をもつことのできるような北川の川づくりを目指しています。引き続き、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。なお、次回の定例川そうじは12月14日(土)9:00~11:00(北山小正門前集合;雨天中止)となります。皆様の参加をお待ちしております。(11月17日)

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かっぱ通信153号を発行しました

Pxl_20241109_060953300 11月9日(土)、かっぱ通信153号の印刷・発送作業を5名で行いました。かっぱ通信153号には、9月に開催の「北山わんぱくまつり」の記事の他、10月に開催のNPO子育て支援ネットワークすずめの北山公園里山探検の記事、北山小土曜講座トンボ捕りとヤゴいかだ作りの記事、北山小の総合的学習「外来種」などの記事が掲載されています。かっぱ通信153号は、東村山市内の各公民館や八国山たいけんの里、市役所1階市民協働課前などでも入手することができます。会員の皆様には来週届く予定です。(11月9日)

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今年の外来生物捕獲結果

20240713_135442_20241102185501 北川かっぱの会では、2013年4月より北山公園のしょうちゃん池や菖蒲田周辺で、在来生物の脅威となっている外来生物の捕獲を行っています。今年の捕獲実績は、ウシガエル(成体)9、ウシガエル(幼生)64、アメリカザリガニ958、クサガメ5などとなりました(下記の添付ファイル参照)。この12年間の推移を見ると、北山公園界隈では、アカミミガメやクサガメの姿はほとんど見かけられなくなりましたが、ウシガエルは減少傾向にあるものの、依然として多くの姿が見られる状況が続いています。

ダウンロード - 2024e5a496e69da5e7949fe789a9e68d95e78db2e7b590e69e9cefbc88e69c80e7b582efbc89.pdf

 10月12日には外来生物慰霊祭を開催し、捕獲した外来生物の霊を慰めました(写真)。慰霊祭で改めて感じたことは、個々の 外来生物が悪いのではなく、人間の勝手な所業により外来生物が放たれ、 多くの在来生物が脅かされ、里山の生物多様性や景観に大きな悪影響を与えているということです。北川かっぱの会では、来年以降も在来生物の生息環境の改善と外来生物の捕獲に取り組んでいきますので、引き続き皆様方のご理解とご支援をお願いします。(11月2日)Pxl_20241012_053604664

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9/14川端会議に参加しました

 9月14日(土)北山公園整備計画等意見交換会(いわゆる「川端会議」)が開催され、北川かっぱの会からは4名が参加しました。今回の会議では、今年度中に内容が固まる「北山公園施設改修実施設計」の内容を中心に、意見交換が実施されました。北山公園では、今年度以降10年間にわたり施設の長寿命化工事や水環境を改善する工事などが実施されますが、今回は2025年度に工事を実施予定のしょうちゃん池やその奥の湿地の改修工事、2026年度に工事を実施予定の水田の中や菖蒲田の脇を通る水路上流部の付替や整備工事の設計内容について検討を行いました。

 現在、しょうちゃん池の奥の湿地については乾燥化して葦が茂っている状態になっていますが、大雨時には雨水を貯留することができる設計となっています。これを通常時も湿地に水が入る(滞留する)ように改善する方法について議論を行いました。水を滞留させるために、湿地の流入口の高さを変えるなど、試行錯誤しながらの対応となる見込みです。また、水路については、北山小寄りの北山田んぼ周辺では、公園内の民有地の田んぼの水確保のために、漏水しにくいコンクリート製の水路を敷設するとともに、景観にも配慮しつつ、いきものが水路を行き来できる構造とし、水路の底には砂礫などが敷設される予定です。北山田んぼ周辺の水路より下流側、三春桜のあたりまでの区間は、水路の付替を行って親水水路とする実施設計案が示されましたが、都市公園にある人工的な感じではなく、里山に流れる小川のような感じのいきものとふれあうことのできる場づくりをしてほしいという意見が多く出ました。なお、子どもの水路遊びのルール(水路から菖蒲田への立入り制限など)については議論する時間が残らなかったことから、今後の検討に委ねることになりました。

 当日は、北川かっぱの会より外来生物の捕獲状況について報告も行いました(以下のファイルを参照)

ダウンロード - 20240907gairaiseibutuhokakukekka.pdf

(10月21日)

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10/20北川クリーンアップお疲れ様でした

Pxl_20241020_021946290 10月20日(日)、秋の北川クリーンアップが開催となりました(北川クリーンアップ実行委員会主催、市道路河川課共催)。4つの区間に分かれ、合計約35名の参加者が北川のゴミ拾いをしました。今回は東村山市シルバー人材センターのボランティアが15名ほど参加してくれました。集まったゴミはトラックの荷台に一杯となりました(写真)。北川の中は、全般的に魚影が少なく感じましたが、川の深みのある場所や橋の下の窪みなどには多くの魚影が見られました。引き続き、川環境の改善が課題と思われました。なお、北川の上流域では、クリーンアップの翌週に河川内の草刈りが行われていましたが、できれば草刈りの後にクリーンアップが行われれば、もう少しゴミをひろうことができたのではないかと思われました。(10月20日、11月9日一部追記)

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