今年も残すところわずか。今年の北川かっぱの会を振り返ってみました。
1.盛況だった北山わんぱくまつり →今年は猛暑対策から、名前から”夏”を外し、「北山わんぱくまつり」として9月15日(日)の開催としました。当日の最高気温は残念ながら35℃でしたが、木陰はかすかに涼しく、昨年よりも参加者が増え、昼をまたいで長い時間を公園内で過ごす家族連れが目立ちました(写真;カヌーたいけん)。
2.しょうちゃん池のハスの駆除に悪戦苦闘! →しょうちゃん池のハスが繁殖し始め、池の多くの面積をハスが覆うようになってきました、当会では、市や指定管理者のアメニス東村山市立公園グループと連携して4月に池の水の水位を下げて駆除作業を実施しました。しかし、夏場から再度、ハスの繁殖が再開し、何らかの抜本的な対応策が必要な状況となってきています(写真)。
3.北山公園で今後10年間にわたり施設の長寿命化や水環境の完全が図られることに →北山公園整備計画等意見交換会(いわゆる「川端会議」)の中で議論を進め、冬でも水が涸れない湿地や子どもが公園内の用水路で魚とりができる点などについて検討を行ってきましたが、いよいよ整備が始まろうとしています。
4.いきものコレクションアプリ「バイオーム」を使ったいきものガイドツアーが開催 →7月に多くの親子連れの参加があり、北川かっぱの会がガイド役を担いました(写真)。
5.カエルの生息数調査で希少種の存在を確認することができました →5月に開催のカエル類の生息数調査では、北山公園内の湿地で、約30名親子連れの参加者で、約80匹のトウキョウダルマガエル(昨年は約70匹を確認)と約40匹のシュレーゲルアオガエル(昨年はごくわずかの個体数を確認)が生息していることを確認することができました(写真)。
6.北川に2本目の魚道が完成! →北川の西武園線ガード下に、魚道が完成しました(写真)。北川2本目の魚道は、現在、北山公園善行橋下にある魚道に似ていますが、より縦断勾配が緩やかになり(1/20勾配)、魚道上の玉石が縦断方向で直線上に並ばないようにするなどの改善が施されています。
7.地道な活動を継続
→定例川そうじや外来生物の捕獲活動(写真)は
年間を通じて実施することができました。
(12月28日)
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