北山公園の改修工事が始まります
北山公園では2025年度から9カ年にわたり、施設の耐久性の向上やより地域の動植物に配慮した施設づくりを目ざした改修工事が始まります。5月17日に開催された意見交換会(いわゆる川端会議)では、2027年度に予定されている工事の実施設計内容を中心に意見交換が行われましたが、ここでは関連情報も併せて、その概要について記します。
□2025年度と2026年度工事の概要
工事内容は昨年度の意見交換会での検討結果に基づき、2025年度には、しょうちゃん池の東側に位置する湿地に確実に水がたまるように堰と堰周りの改修を行う、かいぼりなどでしょうちゃん池の水を抜きたい時でも確実に排水できるように下流部の水路の掘削を行う、池へのハスの流入・拡大を防止するためにハスの除去(池浚渫)を行う、ヨシやオギの拡大を防止するために池内は刈り取りを行う、などの工事が実施となります。全般的な建設工事費の上昇に伴う積算の見直し等の影響もあり、工事は菖蒲まつり終了後に実施される予定となっているとのことです。
2026年度には水路上流部(北山田んぼ~あずまや)の水路改修工事が予定されていますが、北山田んぼの周辺部分については、漏水しにくく長寿命のコンクリート製の水路となりますが、中下流部は子どもでも容易に水に触れることのできる親水型の土水路となります。この水路は、幅に変化を持たせた小川のような環境作りを行い、生きものにふれあうことのできる場となる予定です。なお、公園内を通年で水が流れ、滞留するような形に改善される予定です。
□2027年度工事の実施設計
2027年度には、あずまやからしょうちゃん池間の木道改修・新設、菖蒲田水路の改修や沈砂池の新設、池の改修などが予定されています。意見交換会では、シュレーゲルアオガエルの産卵のために木道の両側に盛土をすべきだ、様々な水位に対応できるような池の断面の設計にすべきだ、ナマズやギンブナの産卵ができるようにしょうちゃん池から沈砂池や菖蒲田からの遡上ができるようにすべきだ、などの意見が出されました。なお、改修後の池端の植栽案(在来種の水生植物を導入するのか、自然に出現する植物を順応的に管理するのかなど)については継続して検討していく予定です。
□北山公園内のいきもの調査
改修工事前後のいきものの調査(特に魚類や両生類、昆虫類など)について、市やコンサルタントとともに実施する体制について相談していく方向となりました。(5月31日)


















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