2023年の活動を振り返って
今年も残すところわずか。今年の北川かっぱの会を振り返ってみました。
1.盛況だった北山わんぱく夏まつり →市との共催により、8月6日(日)に「北山わんぱく夏まつり」 が開催となりました。来場者数は、例年と比べ少なめでしたが、親子がどっぷりと自然につかって遊ぶ姿が多く見られました。今年は、J-COMのニュース番組で紹介された他、youtube東村山動画プロジェクトチャンネル内での公開
や、youtube OIDEYO東村山での公開
自然と共に輝く「北川かっぱの会」が紡ぐ「まち」の未来 - OIDEYO!東村山 (oideyo-chihousousei.com)
がなされました。
2.トウキョウダルマガエル等生息市民調査を初めて実施 →5
月27日(土)北山公園に生息するトウキョウダルマガエルと
シュレーゲルアオガエルの生息状況について調査を実施しまし
た。この調査は、カエルの鳴き声からその生息する個体数を把
握するもので、市と協働で実施しました。カエルの声に耳を傾
けた結果、公園内の湿地の広い範囲でトウキョウダルマガエル
の鳴き声を確認することができ、推定で約70匹のトウキョウ
ダルマガエルが生息していることを確認することができました
。シュレーゲルアオガエルの鳴き声の確認数は少なめでしたが
、連休中には多くの鳴き声を確認できているため、実際には多
くのシュレーゲルアオガエルが生息しているものと思われます。
3.川でつながる発表会で高校生2名が北山わんぱく夏まつりのボ
ランティアについて発表 →2月26日(日)新河岸川川づく
り連絡会主催の「川でつながる発表会」が開催となり、北川かっ
ぱの会の関係者(高校生2名)が、「北山わんぱく夏まつりでの
ボランティア体験」を発表しました。2人とも自ら作成したパワ
ーポイント資料を使ったわかりやすい説明で、当日の参加者に共
感を呼び込みました。コメンテーターからは、北川かっぱの会の
歴史的に見た重要性を、引き継いでいってほしいなど、激励の言
葉をいただきました。
4.北川に2本目の魚道 →北川の西武園線ガード下に、魚道が姿
を現しました。北川2本目の魚道は、現在、北山公園善行橋下に
ある魚道に似ていますが、より縦断勾配が緩やかになり(1/20
勾配)、魚道上の玉石が縦断方向で直線上に並ばないようにする
などの改善が施されています。春になったら、実際に魚が遡上し
ているかどうか、魚道設置の効果を検証していく必要があると思
われます。
5.北川クリーンアップと北山小土曜講座が再開 →コロナ禍のため休止となっていた北川クリーンアップが5月、再開となりました(10月は雨のため中止)。また、北山小土曜講座も再開となりました。7月の八国山虫とりハイクを皮切りに、9月の北川の魚とり、10月のトンボとりとヤゴいかだづくりを再開することができました。
6.はじめて東村山っ子育成塾を支援 →6月25日(日)、東
村山っ子育成塾(主催;東村山市教育委員会・東村山市青少年
委員)の活動を支援しました。当日は北山公園の歴史や外来生
物を学ぶとともに、アメリカザリガニの観察やザリガニ釣りを
体験しました。
7.地道な活動を継続 →定例川そうじや外来生物の捕獲活動(
写真)は年間を通じて実施することができました。
(12月29日)
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