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2023年12月

2023年の活動を振り返って

今年も残すところわずか。今年の北川かっぱの会を振り返ってみました。

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1.盛況だった北山わんぱく夏まつり →市との共催により、8月6日(日)に「北山わんぱく夏まつり」 が開催となりました。来場者数は、例年と比べ少なめでしたが、親子がどっぷりと自然につかって遊ぶ姿が多く見られました。今年は、J-COMのニュース番組で紹介された他、youtube東村山動画プロジェクトチャンネル内での公開

https://youtu.be/TGBVtZ8Vgvg?

や、youtube OIDEYO東村山での公開
自然と共に輝く「北川かっぱの会」が紡ぐ「まち」の未来 - OIDEYO!東村山 (oideyo-chihousousei.com)
がなされました。

2.トウキョウダルマガエル等生息市民調査を初めて実施 →
月27日(土)北山公園に生息するトウキョウダルマガエルと
シュレーゲルアオガエルの生息状況について調査を実施しまし
た。この調査は、カエルの鳴き声からその生息する個体数を把
握するもので、市と協働で実施しました。カエルの声に耳を傾
けた結果、公園内の湿地の広い範囲でトウキョウダルマガエル
の鳴き声を確認することができ、推定で約70匹のトウキョウ
ダルマガエルが生息していることを確認することができました
。シュレーゲルアオガエルの鳴き声の確認数は少なめでしたが
、連休中には多くの鳴き声を確認できているため、実際には多
くのシュレーゲルアオガエルが生息しているものと思われます。20230527_111757_20231229172201














3.川でつながる発表会で高校生2名が北山わんぱく夏まつりのボ
ランティアについて発表 →2月26日(日)新河岸川川づく
り連絡会主催の「川でつながる発表会」が開催となり、北川かっ
ぱの会の関係者(高校生2名)が、「北山わんぱく夏まつりでの
ボランティア体験」を発表しました。2人とも自ら作成したパワ
ーポイント資料を使ったわかりやすい説明で、当日の参加者に共
感を呼び込みました。コメンテーターからは、北川かっぱの会の
歴史的に見た重要性を、引き継いでいってほしいなど、激励の言
葉をいただきました。
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4.北川に2本目の魚道 →北川の西武園線ガード下に、魚道が姿
を現しました。北川2本目の魚道は、現在、北山公園善行橋下に
ある魚道に似ていますが、より縦断勾配が緩やかになり(1/20
勾配)、魚道上の玉石が縦断方向で直線上に並ばないようにする
などの改善が施されています。春になったら、実際に魚が遡上し
ているかどうか、魚道設置の効果を検証していく必要があると思
われます。20231227_145612_20231229171701

 

 

 

 

 

 

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5.北川クリーンアップと北山小土曜講座が再開 →コロナ禍のため休止となっていた北川クリーンアップが5月、再開となりました(10月は雨のため中止)。また、北山小土曜講座も再開となりました。7月の八国山虫とりハイクを皮切りに、9月の北川の魚とり、10月のトンボとりとヤゴいかだづくりを再開することができました。









6.はじめて東村山っ子育成塾を支援 →6月25日(日)、東
村山っ子育成塾(主催;東村山市教育委員会・東村山市青少年
委員)の活動を支援しました。当日は北山公園の歴史や外来生
物を学ぶとともに、アメリカザリガニの観察やザリガニ釣りを
体験しました。
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7.地道な活動を継続 →定例川そうじや外来生物の捕獲活動(
写真)は年間を通じて実施することができました。
(12月29日)

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北川の2本目の魚道が姿を現しました

20231227_145612 北川の西武園線ガード下に、魚道が姿を現しました。北川2本目の魚道は、現在、北山公園善行橋下にある魚道に似ていますが、より縦断勾配が緩やかになり(1/20勾配)、魚道上の玉石が縦断方向で直線上に並ばないようにするなどの改善が施されています。春になったら、実際に魚が遡上しているかどうか、魚道設置の効果を検証していく必要があると思われます。(12月27日)20231227_145525

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かっぱ通信149号を発行しました

20231217_144141 12月17日(日)、かっぱ通信149号の印刷・発送作業を6名で行いました。かっぱ通信149号には、10月~11月に開催された北山小土曜講座(トンボとりとヤゴいかだ作り)や北山小の総合的学習の記事の他、今年の外来生物捕獲結果、ゴミ調査結果の記事などが掲載されています。かっぱ通信149号は北川かっぱの会のホームページ(トップページから)から閲覧できるほか、東村山市内の各公民館や八国山たいけんの里、市役所1階などでも入手することができます。会員の皆様には今週届く予定です。(12月17日)

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西武園線ガード下の魚道設置工事が進行中

20231214_132117 西武園線ガード下の魚道設置工事が進んでいます。12月14日現在、川の水をせき止め、川の水を迂回させるための管が右岸側に設置されています。川底の洗掘を防止するためのコンクリート板は既に撤去されました。北川に設置される2本目の魚道は、北山公園善行橋下に2004年に設置されたものを改善した設計内容となっています。12月18日以降、布製の型枠の設置とコンクリートの流し込み、流路への玉石と窪みの設置が行われる予定です。(12月16日)

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今年の外来生物捕獲結果

Photo_20231130100201  北川かっぱの会では、2013年4月より北山公園のしょうちゃん池や菖蒲田周辺で、在来生物の脅威となっている外来生物の捕獲を行っています(写真)。今年の捕獲実績は、ウシガエル(成体)8、ウシガエル(幼生)285、アメリカザリガニ601などとなりました(添付ファイル参照)。この11年間の推移を見ると、北山公園界隈では、アカミミガメやクサガメの姿はほとんど見かけられなくなりましたが、ウシガエルは減少傾向にあるものの、依然として多くの姿が見られる状況が続いています。

ダウンロード - 2023gairaiseibutuhokakukekka.pdf

 11月11日には外来生物慰霊祭を開催し、捕獲した外来生物の霊を慰めました。慰霊祭で改めて感じたことは、個々の 外来生物が悪いのではなく、人間の勝手な所業により外来生物が放たれ、 多くの在来生物が脅かされ、里山の生物多様性や景観に大きな悪影響を与えているということです。北川かっぱの会では、来年以降も在来生物の生息環境の改善と外来生物の捕獲に取り組んでいきますので、引き続き皆様方のご理解とご支援をお願いします。(12月2日)

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