2022年を振り返って
今年も残すところわずか。今年の北川かっぱの会を振り返ってみました。
1.3年ぶりにイベント復活 →新型コロナ対策のため、2020年度、2021年度と緊急事態宣言が出ていた期間を中心に多くのイベントを中止していましたが、北山わんぱく夏まつりや北山公園菖蒲まつりでの水族館展示、北山いきものクラブ(写真)などが完全に復活しました。一方、北川クリーンアップや土曜講座などが引き続き中止となりました。
2.市立公園に指定管理者制度の導入 →7月から北山公園をはじめとする市立公園に指定管理者制度が導入され、アメニス東村山市立公園グループが、市からの委託を受けて管理することになりました。8月の北山わんぱく夏まつりでは、さっそく市、指定管理者、北川かっぱの会とが連携して取り組みました。今後は、様々な場面で市ばかりでなく、指定管理者と連携したイベントの開催や広報活動を模索していくことになりそうです。
3.北山わんぱく夏まつりが市との共催イベントに →8月には北山わんぱく夏まつりを3年ぶりに開催しましたが、これまでの市の後援イベントから共催イベントに変更となりました(北山わんぱく夏まつり実行委員会・東村山市共催、北川かっぱの会協力)。当日は多くの親子連れが夏まつりを訪れてくれました。北山カヌー遊び(写真)、北川ウォーク、いきもの探し(昆虫)、ザリガニ釣り、北川水族館、木工、紙芝居、どれもが盛況で、多くの親子連れが北山公園や北川の自然を満喫していました。当日は、約30名のボランティアで会場設営や夏まつりの運営、撤収を行いましたが、事故もなく無事終了することができました。この恵まれた自然環境とこの自然の中で遊ぶことのできる環境を次世代に引き継いでいくべく、活動を継続していきたいと思いました。
4.北山公園菖蒲まつりで水族館展示 →6月には3年ぶりに菖蒲まつりが開催され、水槽展示(北川水族館)を行いました(写真)。北川水族館では、北川や北山公園で採取したオイカワやトウヨシノボリ、カワムツ、モツゴ、タモロコ、カマツカ、ナマズなどの魚類の他、ウシガエルやアメリカザリガニなどの外来生物の展示を行いました。菖蒲まつりには多くの市民が来場しましたが、幼児を伴った家族連れを中心に、多くに市民に北山公園や北川の自然が意外と豊かなことを感じたり、外来生物の問題点について考えていただけたのではないかと感じています。当日は、募金活動を実施しましたが、2日間で約14000円の募金を集めることができました。
5.NPO子育てネットワーク「すずめ」の幼児向けのいきものとのふれあいを支援 →10月には、北川かっぱの会としてはじめて幼児向けのいきものとのふれあいを支援しました。「すずめ」からは親子30組、合計80組ほどの参加申込みがありました。北山公園内の草地でバッタやイナゴ、コオロギなどの昆虫探し、菖蒲田にあるタヌキなどの足跡の観察(写真)、また外来種のアミの点検作業で捕獲したアメリカザリガニやウシガエルなどを観察しました。子どもたちが楽しそうに昆虫をとり、アメリカザリガニと戯れている姿が、とても印象的でした。
6.北山小4年生の総合的学習を支援 →今年は6月に北川のゴミ、7月に北川の魚、9月に外来種、11月に北山公園の秋のいきもの(写真)をテーマに総合的学習を支援し、児童に地域の自然と問題点などについて考えてもらう機会をつくることができました。なお、1月に開催された「川でつながる発表会(新河岸川流域川づくり連絡会主催;オンラインで開催)」では、北山小4年生の研究発表がありました。北川かっぱの会が昨年支援した総合的学習「大すき!北川」をテーマに、川そうじや魚とり、丸池での魚放流、外来生物の問題点、北山公園での外来種の抜き取りや観察など、総合的学習を基に、より広く、深く学んだ成果が児童8名から発表されました。何だか児童たちから、大きな元気をもらったような気がしました。
7.地道な活動を継続 →コロナ禍の中、定例川そうじや外来生物の捕獲活動(写真)は年間を通じて実施することができました。
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