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2022年12月

2022年を振り返って

今年も残すところわずか。今年の北川かっぱの会を振り返ってみました。

20221008_145250_20221228175601  1.3年ぶりにイベント復活 →新型コロナ対策のため、2020年度、2021年度と緊急事態宣言が出ていた期間を中心に多くのイベントを中止していましたが、北山わんぱく夏まつりや北山公園菖蒲まつりでの水族館展示、北山いきものクラブ(写真)などが完全に復活しました。一方、北川クリーンアップや土曜講座などが引き続き中止となりました。

2.市立公園に指定管理者制度の導入 →7月から北山公園をはじめとする市立公園に指定管理者制度が導入され、アメニス東村山市立公園グループが、市からの委託を受けて管理することになりました。8月の北山わんぱく夏まつりでは、さっそく市、指定管理者、北川かっぱの会とが連携して取り組みました。今後は、様々な場面で市ばかりでなく、指定管理者と連携したイベントの開催や広報活動を模索していくことになりそうです。Dsc07039_20221228175701



3.北山わんぱく夏まつりが市との共催イベントに →8月には北山わんぱく夏まつりを3年ぶりに開催しましたが、これまでの市の後援イベントから共催イベントに変更となりました(北山わんぱく夏まつり実行委員会・東村山市共催、北川かっぱの会協力)。当日は多くの親子連れが夏まつりを訪れてくれました。北山カヌー遊び(写真)、北川ウォーク、いきもの探し(昆虫)、ザリガニ釣り、北川水族館、木工、紙芝居、どれもが盛況で、多くの親子連れが北山公園や北川の自然を満喫していました。当日は、約30名のボランティアで会場設営や夏まつりの運営、撤収を行いましたが、事故もなく無事終了することができました。この恵まれた自然環境とこの自然の中で遊ぶことのできる環境を次世代に引き継いでいくべく、活動を継続していきたいと思いました。

20220604_151941_20221228180001 4.北山公園菖蒲まつりで水族館展示 →6月には3年ぶりに菖蒲まつりが開催され、水槽展示(北川水族館)を行いました(写真)。北川水族館では、北川や北山公園で採取したオイカワやトウヨシノボリ、カワムツ、モツゴ、タモロコ、カマツカ、ナマズなどの魚類の他、ウシガエルやアメリカザリガニなどの外来生物の展示を行いました。菖蒲まつりには多くの市民が来場しましたが、幼児を伴った家族連れを中心に、多くに市民に北山公園や北川の自然が意外と豊かなことを感じたり、外来生物の問題点について考えていただけたのではないかと感じています。当日は、募金活動を実施しましたが、2日間で約14000円の募金を集めることができました。20221016-1665910941674_20221228180101

5.NPO子育てネットワーク「すずめ」の幼児向けのいきものとのふれあいを支援 →10月には、北川かっぱの会としてはじめて幼児向けのいきものとのふれあいを支援しました。「すずめ」からは親子30組、合計80組ほどの参加申込みがありました。北山公園内の草地でバッタやイナゴ、コオロギなどの昆虫探し、菖蒲田にあるタヌキなどの足跡の観察(写真)、また外来種のアミの点検作業で捕獲したアメリカザリガニやウシガエルなどを観察しました。子どもたちが楽しそうに昆虫をとり、アメリカザリガニと戯れている姿が、とても印象的でした。

20221105_111717_20221228180301 6.北山小4年生の総合的学習を支援 →今年は6月に北川のゴミ、7月に北川の魚、9月に外来種、11月に北山公園の秋のいきもの(写真)をテーマに総合的学習を支援し、児童に地域の自然と問題点などについて考えてもらう機会をつくることができました。なお、1月に開催された「川でつながる発表会(新河岸川流域川づくり連絡会主催;オンラインで開催)」では、北山小4年生の研究発表がありました。北川かっぱの会が昨年支援した総合的学習「大すき!北川」をテーマに、川そうじや魚とり、丸池での魚放流、外来生物の問題点、北山公園での外来種の抜き取りや観察など、総合的学習を基に、より広く、深く学んだ成果が児童8名から発表されました。何だか児童たちから、大きな元気をもらったような気がしました。

7.地道な活動を継続 →コロナ禍の中、定例川そうじや外来生物の捕獲活動(写真)は年間を通じて実施することができました。

(12月28日)20221016img_7645

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かっぱ通信144号を発行しました

20221225_145541 12月25日(日)、かっぱ通信144号の印刷・発送作業を6名で行いました。かっぱ通信144号には、10月に開催のNPO子育てネットワーク「すずめ」のいきもの観察会支援の記事の他、今年の北川のゴミ調査結果、外来生物捕獲結果、11月に開催の北山小4年生の総合的学習(秋の北山公園のいきもの)の支援の記事などが掲載されています。かっぱ通信144号は北川かっぱの会のホームページ(トップページから)から閲覧できるほか、東村山市内の各公民館や八国山たいけんの里、市役所1階などでも入手することができます。会員の皆様には明後日以降に届く予定です。(12月25日) 

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2022年度ゴミ調査結果

  北川かっぱの会では、毎月第2土曜日の午前中に「定例川そうじ」を実施しています(北山小前~西武園線鉄橋下;3月~12月)。川そうじが終了した時に収集したゴミの仕分けを行い、そのゴミの量の計測を行なっていますが、このほど2022度の調査結果(毎年10月~9月)がまとまりましたので、公表します。(添付のpdfファイル;松村さん提供)。 ゴミの総量(可燃ゴミ+不燃ゴミ)は平成16年度をピークに減少しているものの、ここ何年かは大幅に減少するような傾向にはありません。

ゴミ総量の推移(pdfファイル) →ダウンロード - 202209gomisouryou.pdf

 また、ゴミの内、缶やペットボトルなど「特定ゴミ」の本数は、最も多かった平成15年度と比較し減少していますが、ここ何年かは大幅に減少するような傾向にはありません。

ゴミ分析のデータ(pdfファイル)→ダウンロード - 202209gomibunnseki.pdf

 さらに、ビンやワンカップなどについては、「危険ゴミ」として別途集計しています。

危険ゴミのデータ(pdfファイル)→ダウンロード - 202209kikengomi.pdf

 今年度は昨年度と比較し、ゴミ総量、特定ゴミの本数が減少していますが、その多くが特定の個人によるゴミの投棄がなくなったことが大きく影響していると思われます。

 北川かっぱの会では、子どもたちが安心して遊ぶことのできる、地域の住民が愛着をもつことのできるような北川の川づくりを目指しています。引き続き、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。なお、次回の定例川そうじは3月11日(土)9:00~11:00(北山小正門前集合;雨天中止)となります(今年の定例川そうじは12月10日で終了しました)。皆様の参加をお待ちしております。(12月11日)

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3月までの活動予定

Dsc_4874_20221204190001 3月までの活動予定を掲載します。1月以降の予定については、今後イベントが追加となる可能性があります。

12月10日(土)9-11時 定例川そうじ(北山小正門前集合、雨天中止) →ボランティア大歓迎、直接集合場所へ

12月25日(日)13-14時頃 かっぱ通信144号の印刷・発送作業(廻田公民館) →ボランティア大歓迎、直接公民館へ

1月28日(土)2月4日(土)13-15時 野鳥観察会(北山公園あずまや集合、雨天中止) →かっぱの会の会員以外の方の参加、大歓迎

1月28日(土)2月4日(土)16-17時半 定例会(サンパルネ3階;インソーレ) →2023年度の活動方針の骨子について検討予定

2月11日(土)10-12時 北山公園整備計画等意見交換会(市民センター) →いわゆる「川端会議」。誰でも参加可能

2月25日(土)15-16時半 定例会(サンパルネ3階;ンソーレ) →2023年度の活動方針について検討予定

2月26日(日)川でつながる発表会に参加予定(主催;新河岸川流域川づくり連絡会)

3月11日(土)9-11時 定例川そうじ(北山小正門前集合、雨天中止) →ボランティア大歓迎、直接集合場所へ

3月25日(土)午後 北川かっぱの会総会(公民館を予定)

皆様の参加をお待ちしております。(12月4日;赤の背景色部分12月31日修正・追加) 

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