2022年魚類調査結果
北川かっぱの会では、毎年、北山わんぱく夏まつりの時に魚類調査を実施していますが、今年の調査結果がまとまりましたので公表します。
今年の結果(pdfファイル)→ダウンロード - 20220807e9ad9ae9a19ee8aabfe69fbbe7b590e69e9c.pdf
8月のわんぱく夏まつり水族館展示用に採捕した魚介類は魚類8種類、その他7種類、ほぼ例年と同様の顔ぶれでした。魚類の採捕数はカワムツが全体のほぼ半数を占め、次いでオイカワ、カマツカの順でした。
その他留意点等は…
・モツゴやタモロコの数が少ない…。
・カマツカは増えてきているよう。
・ヨシノボリ類として、クロダハゼ(旧名トウヨシノボリ)に加えて、柳瀬川流域でも分布を広げている国内外来種のカワヨシノボリが同時期に北川でも確認された(研究者私信)ため、当日展示したものも混在していたと考えられたのでヨシノボリ類としました。両者はよく似ているのですが、胸鰭の鰭条(筋)の数が17本以下であればカワヨシノボリなので、ヨシノボリ類を捕まえたら数えてみて下さい。
・モクズガニが久しぶりに川で採捕された。甲幅7㎝!
・近年カワニナの分布域が下流に広がってきて、数も増えています。水質がより良くなっているのか…
なお、調査結果の経年変化は、当会のホームページの調査結果のページで確認することができます。
(11月20日)
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