2021年を振り返って
今年も残すところわずか。今年の北川かっぱの会を振り返ってみました。
1.新型コロナウイルスによる感染防止のため、多くのイベントを中止 →緊急事態宣言が出ていた期間を中心に、多くのイベントを中止しました。北山わんぱく夏まつりや北川クリーンアップの他、北山菖蒲まつりでの水族館展示、北山いきものクラブ、土曜講座などが中止となりました。10月以降は北山いきものクラブ(写真)などのイベントを開催することができるようになりました。
2.北山公園整備基本計画の検討 →基本計画は、老朽化が進んでいる公園内の木道や水路、管理事務所棟などについて、中長期的な視野で公園の整備や維持管理を行うために策定を行っていく方向で、今年度の北山公園整備計画等意見交換会(いわゆる川端会議)で検討しています。計画の策定にあたっては、2000年度の北山公園親水施設基本方針をはじめとした考え方を継承すること、昨年度策定された市の総合計画や都市計画マスタープラン、緑の基本計画で定められた方向性を反映すること、市民の意見を反映することを基本に、北山公園の里山風景の保全と多様な生物が生息し、豊かな自然に気軽に触れ合える公園を目指し、計画を策定していく方向です。
3.市主催「北山公園にいる生き物を探そう!」を支援 →北川かっぱの会では、昨年度「生物多様性東村山戦略」の策定について市に提言を行いましたが、その大きな柱の一つである市民による生き物調査のプレ調査の位置付けとなるイベントでした。参加者(13組31名の親子)が公園内の草地を中心に生き物を探し、捕獲物についていきものログへの登録を行いました。
4.実行委員会主催「SAYAMA HILLS DAY」(会場;狭山公園)に参加 →宅部池のはじめてのかいぼりから10年が経過しましたが、これまでの保全の取組みや生息するいきものの解説、将来の宅部池について考える「宅部池10年の歩みとこれから」のブースの中で、北川かっぱの会が魚の水槽展示や外来種の展示を受け持ちました。 家族連れを中心に、多くの見学者が訪れました(写真)。
5.北山小4年生の総合的学習を支援 →今年は2月に野鳥観察、6月に北川のゴミ、7月に北川の魚、10月に外来種(写真)をテーマに総合的学習を支援し、児童に地域の自然とその問題点などについて考えてもらう機会をつくることができました(写真)。
6.北山公園の市民田んぼ(北山たんぼ)で希少種 →2年目となった市民田んぼは大豊作でした。田んぼでは、トウキョウダルマガエル、シャジクモ、……、多くの希少種が見られました。
7.地道な活動を継続 →コロナ禍でしたが、定例川そうじや外来生物の捕獲活動は年間を通じて実施することができました(写真)。
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