2021年11月
2021年度ゴミ調査結果
北川かっぱの会では、毎月第2土曜日の午前中に「定例川そうじ」を実施しています(北山小前~西武園線鉄橋下;3月~12月)。川そうじが終了した時に収集したゴミの仕分けを行い、そのゴミの量の計測を行なっていますが、このほど2021度の調査結果(毎年10月~9月)がまとまりましたので、公表します。(添付ファイル;松村さん提供)。 ゴミの総量(可燃ゴミ+不燃ゴミ)は平成16年度をピークに減少しているものの、ここ何年かは大幅に減少するような傾向にはありません。
ゴミ総量の推移(pdfファイル) →ダウンロード - 202109gomisouryou.pdf
また、ゴミの内、缶やペットボトルなど「特定ゴミ」の本数は、最も多かった平成15年度と比較し減少していますが、ここ何年かは大幅に減少するような傾向にはありません。
ゴミ分析のデータ(pdfファイル)→ダウンロード - 202109gomibunnseki.pdf
今年度は昨年度と比較し、ゴミ総量、特定ゴミの本数が増加していますが、その多くが特定の個人によるゴミの投棄でした(警察の協力を得て個人を特定、解決済)。
北川かっぱの会では、子どもたちが安心して遊ぶことのできる、地域の住民が愛着をもつことのできるような北川の川づくりを目指しています。引き続き、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。なお、次回の定例川そうじは12月11日(土)9:00~11:00(北山小正門前集合;雨天中止)となります。皆様の参加をお待ちしております。(11月27日)
11/6川端会議に参加しました
11月6日(土)北山公園整備計画等意見交換会(いわゆる川端会議)が開催され、北山公園整備基本計画(以下「基本計画」)の策定を中心に意見交換を行いました。総勢15名ほどで意見交換を行いましたが、北川かっぱの会からは4名が参加しました。
基本計画は、老朽化が進んでいる公園内の木道や水路、管理事務所棟などについて、中長期的な視野で公園の整備や維持管理を行うために策定を行っていくとの説明があり、また計画の策定にあたっては、2000年度の北山公園親水施設基本方針をはじめとした考え方を継承すること、昨年度策定された市の総合計画や都市計画マスタープラン、緑の基本計画で定められた方向性を反映すること、市民の意見を反映することを基本に、北山公園の里山風景の保全と多様な生物が生息し、豊かな自然に気軽に触れ合える公園を目指し、計画を策定していくとのことでした。当日、また会議終了後には市民から多くの意見が寄せられましたが、次回2月に実施予定の意見交換会で最終的な方向性について意見交換が行われる予定です。北川かっぱの会では総力をあげて対応していきたいと考えています。(11月21日)
11/13今年の外来生物捕獲活動を終了し、外来生物慰霊祭を実施しました
11月13日PM、北山公園内に仕掛けているアミ類(しょうちゃん池、菖蒲田)のかたづけ作業が終了しました。かたづけはじめたアミの中に、アメリカザリガニ3、ウシガエル(幼生)70などが入っていました。この結果、今年の捕獲数の合計は、ウシガエル(成体)39、ウシガエル(幼生)342、アメリカザリガニ1037、アカミミガメ2となりました。詳細は次のとおりです。
ダウンロード - 20211113gairaiseibutuhokakukekka.pdf
アミ類のかたづけ終了後、北山公園内の菖蒲田に外来生物撮影用のトレイルカメラ2台を設置するとともに、今年の外来生物慰霊祭を実施しました(写真)。外来生物の捕獲活動は来春から再開する予定です。
11/3 SAYAMA HILLS DAYで魚の水槽展示や外来種の展示を行いました。
秋晴れの空が広がった11月3日(祝)、狭山丘陵フェア実行委員会主催の「SAYAMA HILLS DAY」(会場;狭山公園)に参加しました。宅部池のはじめてのかいぼりから10年が経過しましたが、これまでの保全の取組みや生息するいきものの解説、将来の宅部池について考える「宅部池10年の歩みとこれから」のブースの中で、北川かっぱの会が魚の水槽展示や外来種の展示を受け持ちました。当日は朝から親子連れを中心に、多数の来場者があり、多くの方々に水槽の魚やケース内のアカミミガメ、アメリカザリガニをご覧いただきました。かっぱ衆8人が、多くの市民と話をすることができましたが、会場が狭山公園だったこともあってか、意外に北川の存在や北川の生き物について知らない方が多い印象を受けました。また、多くの子どもたちに北川の魚やアカミミガメ、アメリカザリガニに興味をもってもらえたのではないかと感じました。一連のコーナーでは宅部池や宅部池のかいぼりについての解説も行っていましたが、かいぼりへの関心の高さをうかがうことができたように思います。
当日、水槽で展示した魚は、ギンブナ、モツゴ、クロダハゼ、メダカ、ドジョウ、カワムツ、カマツカ、オイカワ、タモロコ、スジエビなどで、北川下流域で捕獲したものです。また、外来種のミシシッピアカミミガメとアメリカザリガニは北山公園で捕獲したものです。この展示がきっかけとなり、昔の姿の宅部池や、在来種中心の北山公園、北川が再生できることを期待したいと思います。参加のお誘いをしていただいたNPO birthをはじめとした皆様方に感謝申し上げます。(11月3日)
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