2020年を振り返って
今年も残すところわずか。今年の北川かっぱの会を振り返ってみました。
1.新型コロナウイルスによる感染防止のため、多くのイベントを中止 →非常事態宣言が出ていた期間を中心に、多くのイベントを中止しました。北山わんぱく夏まつりや北川クリーンアップの他、北山菖蒲まつりでの水族館展示、北山いきものクラブ、土曜講座などが中止となりました。また、総会や定例会もネット上での開催としました。
2.生物多様性東村山戦略の提言がまとまる →8月に生物多様性東村山戦略の提言がまとまりまり、市役所に提出しました。現在、策定作業が行なわれている市の環境基本計画などに掲載され、今後詳細について検討される方向です。
3.北山公園内の外来生物捕獲活動を9月から再開 →9月~11月を中心に今年も捕獲活動を継続しましたが、短期間で年間ウシガエル(成体)63、同(幼生)516、アメリカザリガニ779などを捕獲しました。また、市主催の外来生物防除イベントの開催に併せて公園内に外来生物ポスト(動物用)が設置されました(写真)
4.北山小4年生の総合的学習を支援 →今年は7月に北川の魚、9月に外来生物(写真)、10月に北川のゴミをテーマに総合的学習を支援し、児童に地域の自然とその問題点などについて考えてもらう機会をつくることができました。
5.10月と11月に北山いきものクラブを再開 →10月にやっと開催することができましたが、多くの親子連れを中心に北川や北山公園の自然を考えてもらうきっかけとなりました(写真)。
6.北山公園で市民田んぼの活動を試行的に実施 →懸案となっていた旧学校田について、市民により試行的に6月に粗起こし+代かき+田植え、7月に除草、9月にネット掛け、10月に稲刈りとはざかけ(写真)、11月に脱穀の作業を行いました。お米はまずまずの出来栄えでした。今後、北山公園の景観保全と生物多様性保全に大きな役割を果たしていくものと思われます。
7.狭山公園宅部池でかいぼり →12月に3回目のかいぼりが実施され、北川かっぱの会関係者17名が参加しました。更に生物多様性の保全につながるような姿になっていくことに期待したいと思います(写真)。(12月26日)
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