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2019年の外来生物捕獲結果

  北川かっぱの会では、2013年4月より北山公園しょうちゃん池とその周辺 で、在来生物の脅威となっている外来生物の捕獲を行っています。今年の捕獲数は最終的に表(下記のpdfファイル参照)のとおりとなり、ウシガエル(成体)53、ウシガエル(幼生)1137、アメリカザリガニ784、キバラガメ1を捕獲しました。

7年間の外来生物の捕獲結果(pdfファイル)→ ダウンロード - 2019gairaiseibutuhokakukekka.pdf

 7年間の推移を見ると、北山公園界隈では、アカミミガメやクサガメの姿はほぼ見かけられなくなりましたが、最近は大量のウシガエルが捕獲され、特に今年は幼生(オタマジャクシ)の捕獲数が1000を超えました。活動の 成果かもしれませんが、一昨年以降「ウシガエルの鳴き声が少なくなった」、「多くのトウキョウダルマガエルの姿を見かけるようになった」などの声 が届くようになっています。 10月20日の北川クリーンアップ終了後には外来生物慰霊祭を開催し、捕獲した外来生物の霊を慰めました。慰霊祭で改めて感じたことは、個々の 外来生物が悪いのではなく、人間の勝手な所業により外来生物が放たれ、 多くの在来生物脅かされ里山の生物多様性や景観に大きな悪影響を与えているということです。北川かっぱの会では、来年以降も在来生物の生息環境の改善と外来生物の捕獲に取り組んでいきますので、引き続き皆様方のご理解とご支援をお願いします。(12月15日)

 

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