2019年の活動を振り返って
今年も残すところあとわずか。今年は皆様にとってどのような年だったでしょうか。北川かっぱの会にとっても、今年は様々なことがありました。以下、今年の活動を振り返ってみました。
市役所と「外来生物防除に関する協定」を締結(写真) →市と北川かっぱの会とが対等な立場で意思疎通や連携、情報共有を行い、希少種や在来種を守り、外来種を防除していくことになりました(関連記事4月15日付ブログ)
北山公園の菖蒲田水路の改修工事が終了 →3年前の水抜き事件を契機として、東屋周辺の田7面について、新たに7面の南側にも水路を新設し、7面個々の水抜きが別々にできるようになりました。これにより、トウキョウダルマガエルなどの希少種の保全につながっていきます(関連記事1月20日、6月9日付ブログ)。
市主催の外来植物防除イベントが開催される(写真) →セイタカアワダチソウやオオフサモなどの外来植物7種や絶滅危惧種キクモの識別ができることを目標に30名弱の参加者がありました(関連記事9月15日付ブログ)。
旧学校田の市民田んぼ化をめざす →市民田んぼの実現を目指しましたが、関係者との調整がつきませんでした。実現にはもう少し時間がかかりそうです(関連記事6月9日、9月8日付ブログ)。
菖蒲まつりで「北川水族館」大盛況(写真) →6月1日〜2日に北川水族館の展示を行いましたが、多くの市民に北山公園や北川の自然の豊かさと外来生物の問題点についてアピールすることができました。「トウキョウダルマガエルを守ろう」キャンペーンを開催しましたが、多くの募金を集めることができました(関連記事6月2日付)。
北山わんぱく夏まつりの開催が午前中中心の形に(写真) →主として熱中症対策から開催時間を繰り上げましたが、盛況の裡に終了しました(関連記事8月7日、8月11日、9月12日付ブログ)。
環境省主催の環境パートナーシップ研修で北川かっぱの会の事例を紹介 →約50名の地方自治体等の担当者に、親水護岸や魚道設置の経緯、環境学習や外来種防除活動などについて紹介しました(関連記事10月3日付ブログ)。
北山小や化成小の総合的学習などを支援 →北山小4年の総合的学習(水質調査や北川の魚など)、化成小3年の総合的学習(北山公園と八国山の自然)、北山小5、6年の魚クラブの支援を行いました(関連記事5月17日、6月8日、6月19日、10月29日、11月27日、12月18日付)
八国山・二つ池周辺の樹木が伐採される(写真) →二つ池の日照条件を改善し、水生植物の繁茂や昆虫類や両生類の産卵促進などの目的で関係者が議論を重ねてきていましたが、ようやく実施に至りました(関連記事11月23日付ブログ)
日頃の地道な活動を実施 →毎月第2土曜日に実施している「定例川そうじ」では多くのゴミを拾うことができました(関連記事12月11日付ブログ)。
今年のゴミ調査結果は以下のとおり →
ダウンロード - 201909gomisouryou.pdf。
ダウンロード - 201909gomibunnseki.pdf
また、外来生物の捕獲活動では、多くのウシガエル(写真)やアメリカザリガニを捕獲しました(関連記事12月15日付ブログ) 今年の捕獲結果は以下のとおり →
ダウンロード - 2019gairaiseibutuhokakukekka.pdf
さらに、市内3つの小学校(北山小、南台小、富士見小)の土曜講座の支援、八国山たいけんの里自然部会と協働で編集している「北川・八国山・北山公園のいきもの」の編集、毎月第2土曜日(4月〜11月)の「北山いきものクラブ」の開催など、今年も日頃の地道な活動を継続してきました(関連のブログ記事多数)。
いかがだったでしょうか。 今年1年間の皆様方からのご支援に深く感謝させていただきます。皆さん、どうかよい年をお迎えください。(12月28日)
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