新河岸川流域水循環マスタープランが完成し、公表されました
http://www.ktr.mlit.go.jp/arage/arage_index061.html
完成に至った歴史をたどれば、柳瀬川や砂川堀、不老川の流域市民団体(北川かっぱの会も含む)は、1997年に建設省(当時)荒川下流工事事務所と共同で、新河岸川流域川づくり連絡会を結成した時点までさかのぼります。当時は1995年の阪神淡路大震災を受けて「河川行政への市民参加」が言われはじめ、また1997年の河川法改正で、河川環境の整備と保全が法律の目的に加わり、河川整備計画等への住民意見の反映がうたわれたことが背景としてありました。先行的に柳瀬川流域(北川も含まれる)では、2000年~柳瀬川流域水循環マスタープランの検討がはじまり、2005年に完成、さらに2009年にはアクションプランが完成し、行政、市民、市民団体のそれぞれで成果が得られましたが、いくつかの課題も残りました。2011年には柳瀬川流域も含む新河岸川流域水循環マスタープラン検討委員会が設置され、柳瀬川流域の検討で残された課題の検討も含め、この度、ようやくマスタープランの完成に至ったものです。
北川かっぱの会では、これまで継続して委員会の市民部会に参加してきましたが、今後も継続したモニタリングの実施や計画のフォローアップが必要であると考えています。
(3月3日)

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