北川と前川の水質調査結果
6月3日(日)に実施した、身近な川の一斉調査の結果(北川と前川分)です。
新河岸川水系水環境連絡会への報告書式はこちら →「2018.xlsx」をダウンロード
北川や前川の結果の詳細な結果については、以下をご覧ください(シートは3枚に分かれています)。
→「2018suisitutyousa.xls」をダウンロード
参考までに、昨年の結果を示せば、以下のとおりです(シートは3枚に分かれています)。
→「2017suisitutyousa.xls」をダウンロード
以下、気づいた点を記します(未定稿)。
・COD濃度については、昨年はほとんどの地点で2でしたが、今年はほとんどの地点で4となっています。調査実施前に晴天が続いたことが数値に影響した可能性があります。
・透視度は全般的に高い傾向が続いていますが、今年も大堰下流と北山公園内の数値が 低くなっています。後述する水量の減少の影響を受けている可能性が考えられます。
・亜硝酸態窒素は川に流れ込む有機物(肥料など)の多さを反映する傾向にあります。亜硝酸態窒素は、以前は0.005か0.01である傾向が続いていましたが、近年はそれよりも高い数値が出ています。今年は、前川の清水1丁目で0.05となっています。その原因について、検証していく必要があると思われます。
・アンモニウムについては例年と同様、何れの地点も0.2でした。
・水量については、測定誤差が大きいと思われることから、あくまでも傾向値としてとらえる必要があると思われますが、今年も北川、特に大堰下流や北山公園内の水量の減少が際立っています。北川かっぱの会では、北川へのアユの遡上を目標に、月1回、北川の水量の定点観測(前川合流点前)を継続していますが、今後の測定値の推移を見守っていきたいと考えています。(6月17日)
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