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「狭山公園 生物多様性保全利用計画 検討会」に参加しました

 3月8日(木)東京都西部公園緑地事務所主催の第3回狭山公園生物多様性保全利用計画検討会(以下、検討会)」が開催されました。検討会は、狭山公園における生物多様性やその保全利用計画に関して、有識者、市民団体、自治会関係者、市、指定管理者、都西部公園緑地事務所、都水道局などの意見を基に検討を行っていくもので、30名弱の参加がありました。今回の検討会では、狭山公園の目標像や整備・管理の計画について意見交換を行いました。水辺関係では、宅部池について水際に水生植物が繁茂するような湿地帯を創出していくこと、宅部池源流部に現存する木道等について原則的に閉鎖していくこと(イベントや管理のみに利用)の他、宅部池の観察を行っていくための浮桟橋の設置(イベントや管理のみの限定利用)、宅部池の堤体についてかいぼり時に排水しやすい構造とすることなどの方向となりました。その他、青年の森について萌芽更新により若齢林の維持を行っていくこと、野鳥の森についてフクロウの生息地を創出していくこと、野鳥の森から宅部池の眺望を確保すること、太陽広場の北側の丘についてハルゼミの生息地の回復を行っていくことなどを含め、公園全体の保全利用計画が策定されることになりました。策定される保全利用計画に基づき、2018年度は設計が、2019年度は施工・管理が、2020年度以降はモニタリング調査等が行われる予定です。(3月21日)

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