2/17北山公園整備計画等意見交換会に参加しました
2月17日(土)北山公園整備計画等意見交換会(いわゆる「川端会議」;東村山市主催)が開催されました。市や市民団体、一般市民で北山公園の環境保全策を中心に意見交換を行いました。北川かっぱの会からは3名が参加しました。
当日は、市より今年度事業の外来種防除事業(講座3回、イベント2回)や北山公園水路整備工事の実施設計について、来年度事業として予定されている北山公園水路整備工事や生物モニタリング調査、かいぼり事業について予算案に基づき説明がありました。北川かっぱの会からは、2018年の外来生物駆除案と「水と緑の掲示板」掲示案について説明を行いました(下記のファイルを参照)。
「20180217kawabatakaigisiryoukappanokai.docx」をダウンロード
今回、最も議論になったのは、しょうちゃん池のかいぼり関連の話です。しょうちゃん池では外来生物の駆除を目的として、今年4月中旬~下旬に「かいぼり」が実施される予定です(市議会での予算案の決定後に正式決定)。北川かっぱの会では、この「かいぼり」に併せ、ボランティア等を活用することにより、しょうちゃん池とその奥の湿地の環境を改善していくこと、具体的には、①池の水際(水面~湖底)に積んである玉石を移動させ、自然に近い状態の水際(水中の地形)とすることにより魚の隠れ場所を作っていくこと、②水際に在来植物の植生帯をつくっていくこと、③乾燥化している湿地の環境を改善していくために、しょうちゃん池(南側)から導水すること、について提案を行いました。これらの内容は、これまでの意見交換会で出てきていたものばかりであり、池の水を抜くという絶好のチャンスを生かし環境改善につなげていくことができれば、という市民の声が多く聞かれました。
次に議論となったのは、北山公園水路整備工事の実施設計についてです。東屋の北側にある菖蒲田(7面分)について、株分け時に1面づつ水をぬくことができるようにするため、菖蒲田内に新たな水路が設ける設計となっています。この水路の側板と杭は再生プラスチック材を使用し、水路からの漏水を食い止めていくために水路の底には塩化ビニル材を敷き詰め、押さえとして天然砕石を敷き詰める案となっています。意見交換会では概ねこの案について合意形成がなされたと思われました。実際の工事は今年11月以降に実施される予定です。(2月18日)
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