2/10野鳥観察会を開催しました
2月10日(土)、狭山公園で会員向けの野鳥観察会を開催しました(写真;北出さん撮影)。永島さんの解説で10名が参加しました。以下、北出さんからの報告です。
10時、狭山公園公園管理事務所前に集合。たっちゃん池に向かって南側のほうへ歩き出しました。途中、オギ・ススキの生い茂る(今は枯れているけど)地帯があります。こういうエリアは東村山市内ではここだけだそうです。ここではホオジロを期待したのですが、声はすれども姿はみせず。残念。たっちゃん池ではスカ。でも透明度があって(底も見えて)きれいでした。たっちゃん池の横から堤防に上がってゆくところで、アオジ、シロハラが姿を見せました。藪の中でよく見ますが、動きがはやく、これまでじっくりみることができませんでした。ところが今日はどうしたわけか至近距離でじっとしていて、双眼鏡いらずで長い時間観察することができました。
多摩湖堤防に上がり、湖面をみると、ポツリポツリと波紋が広がっています。カンムリカイツブリとハジロカイツブリが遠くに見え、時々潜水・浮上して波紋を作っているようでした。とても静かな湖面だってのですが、遠くのほうからこちらに近づいてくるカンムリカイツブリの大集団を発見。100羽近くいたようです。その大集団がだんだん近づいてきて、私たちの目の前で、向きを横に変えて、目の前を通り過ぎつつ、一斉に潜水する様子を僕は初めてみました。堤防から降りてくるとタヒバリが道路にちょこんといました。ヒバリの名前ですがセキレイだそうです。堤防内に入ってしまうと、枯草との完全保護色でどこにいるのかわからなくなってしまいました。
大物はいなかったようにおもいますが、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、タヒバリは、この時期、この場所を代表する野鳥だそうで、彼らに遭遇できたのは今回の野鳥観察会の大きな収穫でした。ぐるりと堤防を回ってきただけですが、あっという間の2時間。比較的暖かい日で楽しい観察会でした。それにしてもカンムリカイツブリの大集団は迫力あったなぁ。(2月11日)
| 固定リンク
「活動報告」カテゴリの記事
- 2/8北山公園整備計画等意見交換会に参加しました(2025.02.09)
- 1/24北山小4年生の総合的学習「北川の水について調べよう」の授業を受け持ちました(2025.01.25)
- 1/11 北山小土曜講座「野鳥観察」を開催(2025.01.11)
- 2024年を振り返って(2024.12.28)
- 「北川・八国山・北山公園のいきもの」冬編の掲示を始めました(2024.12.23)
コメント