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2017年11月

市主催「外来種バスターズ入門講座」に参加しました

Pb260004 11月26日(日)市主催「外来種バスターズ入門講座」の第3回「成果発表と修了式」が開催となりました(写真は北出さん撮影)。今回は、7月の第1回、9月の第2回の講座の成果をスライドで振り返り、その後、ワークショップ形式で各自が「参加して感じたことや想ったこと」、「今後、どんな活動がしたい?どんなことが必要だと思う?」ことを付箋に書き出し、それを大きな紙に貼りました(写真中、下)。Pb260011

 「参加して感じたことや想ったこと」では、意外に駆除が大変だった(特に植物)という意見が多かった一方、参加して楽しく学ぶことができたという意見が多い状況でした。また、「今後、どんな活動がしたい?どんなことが必要だと思う?」ことでは、来年度以降も外来種防除イベントに参加したい、外来種の知識をもっと深めたいなどの意見があった他、しょうちゃん池の「かいぼり」を体験したい、外来種(ザリガニやウシガエル)を食べてみたいという意見が中学生を中心に多く出ました。また、北山公園の中に「外来種特別区」を設置して、自由に捕獲できるようにしたらどうかという意見もありました。

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 市主催の「外来生物バスターズ入門講座」は今回で終了となりますが、来年度も今年の参加者を中心に、何らかの活動が継続していくことを期待したいと思います。(11月29日)

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11/25南台・富士見土曜子ども講座「野鳥を見よう」を開講

D2x_0003 11/25(土)、南台・富士見土曜子ども講座「自然と遊ぼう」野鳥をみよう空堀川を開講しました(北出さんからの報告;写真も北出さん提供)。
 今回は子ども13名の他、合計17名の参加者数でした。北川かっぱの会から講師など3名が講座を支援しました。
当日は富士見小学校に集合、徒歩で中央公園、空堀川をみてきました。中央公園では、いろいろな野鳥の声はするのですが、姿をよくみれたのはヒヨドリだ
けでした。空堀川に出てみても、いつもいるコサギ、カモ類の姿がまったく見えず、かなり不作の感じだったのですが、お昼を食べた市境の広場の近くまで行くとカルガモが群れでいたり、帰りがけにはコサギが飛んでくるのを見ることができました。また、途中カワセミ、キセキレイも姿をみせてくれて、けっこういろいろな野鳥を見ることができました。
最後に小学校に戻ってきてから、塗り絵大会。講師の先生に優勝を決定してもらいました。今回はちょっと意外にも低学年チームが描いたカルガモが優勝でした。
風もなく、穏やかに晴れ上がった中での野鳥観察になりました。(11月26日)D2x_0007


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2017年度ゴミ調査結果

 北川かっぱの会では、毎月第2土曜日の午前中に「定例川そうじ」を実施しています(北山小前~西武園線鉄橋下)。川そうじが終了した時に収集したゴミの仕分けを行い、そのゴミの量の計測を行なっていますが、このほど平成29年度の調査結果(毎年10月~9月)がまとまりましたので、公表します。(添付ファイル;松村さん提供)。  ゴミの総量は平成16年度をピークに減少しているものの、ここ何年かは大幅に減少するような傾向にはなく、今年度は昨年度と同様な結果でした。(下記のファイルを参照)。

「2017gomisouryou.xlsx」をダウンロード

 また、ゴミの内、缶やペットボトルなど「特定ゴミ」の本数は平成15年度をピークに減少し、今年度は昨年度と比較し特定ゴミの内、缶類やビン・ワンカップ等の危険ゴミが減少しています。(下記のファイルを参照)。

「2017gomibunnseki.xls」をダウンロード

 以上について、今年度は天候の影響等から、川そうじの開催を見送った月が多かったことから、ゴミの量が減少しているかどうかは慎重に見極める必要があると思われ、今後の推移を見守っていく必要があると思われます。

 北川かっぱの会では、子どもたちが安心して遊ぶことのできる、地域の住民が愛着をもつことのできるような北川の川づくりを目指しています。引き続き、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。なお、次回の定例川そうじは12月9日(土)9:00~11:00(北山小正門前集合)となります。皆様の参加をお待ちしております。(11月9日)

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新河岸川水系で見られる魚類や水生生物

 埼玉県南部漁協の佐藤正康さんから、新河岸川水系の主な魚類と水生生物の一覧が届きました。佐藤さんは新河岸川水系の各河川(北川を含む)を訪れ、調査や撮影を行いました。なかなかの力作です。

添付ファイル(pdfファイル)→ 「2017sinngasigawasuikeigyorui.pdf」をダウンロード

北川で見られる魚類や水生生物はこれらの内の一部ですが、下流側で見られる魚類の種類がとても多いことがわかります。(11月19日)

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今年の外来生物捕獲結果

Dsc_5128 北川かっぱの会では今年も3月より北山公園しょうちゃん池や菖蒲田にワナを仕掛け、外来生物の捕獲を行う活動を行っています。北山公園での捕獲活動は、今年で5年目を迎えます。11月11日(土)、今年最後の捕獲網等の点検を行いました。10月10日~11月11日までの間に、ウシガエル成体1、アメリカザリガニ64の捕獲を行った結果、3月からの累計で、ウシガエル成体106、同幼生(オタマジャクシ)84、アメリカザリガニ1127、アカミミガメ5などについて捕獲することができました(写真は北出さん撮影)。

詳細な捕獲データはこちら(pdfファイル)

「2017gairaiseibutuhokakukekka.pdf」をダウンロード

 北山公園での今年の外来生Dsc_5121物捕獲作業は今回で終了し、網類の撤収を行いました。また、同日に今年の外来生物慰霊祭を開催し、5名で外来生物の慰霊を行いました(写真;中、下;北出さん撮影)。北川かっぱの会では、来年も外来生物捕獲作業を継続していく予定です。今後も皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。(11月15日)Dsc_5137

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11/11北山いきものクラブを開催しました

Dsc_5123_2 北川かっぱの会では、今年度より、新規事業「北山いきものクラブ」をはじめています。これは、水槽展示を中心に、来園した子どもの興味にあわせ北川、北山公園内で、一緒に魚とりや昆虫とりなど、自然遊びをするという内容のイベントです。

 11月11日(土)の北山いきものクラブでは、水槽に北山公園内や北川で実際に採取した魚類等を入れて展示しました(写真は北出さん撮影)。大きなカマツカやギンブナ、ヨシノボリ、タモロコ、オイカワなどの他、外来生物のウシガエルとアメリカザリガニの展示を行いました。今年の北山いきものクラブは今回で終了です。来年も皆様の参加をお待ちしております。(11月12日)

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北川の在来種を宅部池に移入しました

Img_20171105_183335 秋晴れとなった11月5日(日)、北川の在来種を狭山公園宅部池に移入しました。狭山公園宅部池は2016年1月に2回目のかいぼりを行いましたが、このかいぼりでオオクチバス等の外来種やコイ等の国内移入種について駆除を行うことができました。ところが、これらの外来種や国内移入種が池を占有していた結果、在来種はギンブナやヨシノボリ等の限られた種だけが残っていた状況でした。このような状況の中、かつての宅部池の生態系や景観を取戻す一環として、北川の源流部にある宅部池に北川の在来種を移入することになりました。

Img_20171105_183307 当日の午前中、北川かっぱの会のメンバー6名(早朝に捕獲を行った2名を含む)がbirthの久保田さんとともに、北川やしょうちゃん池で魚の捕獲をしました。既に11月ということで、捕獲には苦労しましたが、ギンブナやヨシノボリ、ドジョウなどの捕獲を行うことができました(捕獲した魚;上の写真)。

Img_20171105_183233 狭山公園は今年で開園80周年を迎えていましたが、これを記念し、当日の午後のガイドウォークの中でこれらの在来種の放流を行いました。ガイドウォークは親子連れなど約80名が参加していましたが(写真中)、ガイドから外来種の問題点やかいぼりの意義、北川の在来種を放流する意義などの話があり、親子連れの代表者が北川の在来種の放流を行いました(写真下)。宅部池の生態系や景観が元の姿に戻っていくのを期待するものです。(11月5日)

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