北山公園整備計画等意見交換会に参加しました
2月4日(土)、北山公園整備計画等意見交換会(いわゆる「川端会議」;東村山市主催)が開催されました。市や市民団体、市民など総勢15名の参加者で北山公園の環境保全策を中心に意見交換を行いました。北川かっぱの会からは4名が参加しました。
今回、最も時間をかけて意見交換が行われたのが、北山公園での外来種防除策についてです。市から東京都の地域活性化事業(市区町村と市民が協働して、環境対策を実施していくことについて、東京都から補助金が出るもので、ゴミ・エネルギー等の広い意味での環境関係の事業も含まれるとのこと)を活用して、「樹林地・水辺の生態系の保全」という切り口で、北山公園で3年間継続の補助金を得、外来生物の防除を重点的に行おうとするものです。具体的には
28年度 生物のモニタリング調査(実施中)
29年度 市民協働事業で外来種防除 (モニタリング調査は休み)
30年度 防除効果を検証するモニタリング調査
を行おうとするものです。この前提で、市から対象とする外来種候補のリストが提示されました。
→外来種候補 「20170204siryouC.pdf」をダウンロード
意見交換の結果、植物ではアマゾントチカガミ、オオブタクサ、セイタカアワダチソウの3種が、動物では、アカミミガメ、ウシガエル、アメリカザリガニの3種を対象外来種としていく方向となりました。なお、実際の活動は、市がボランティアの募集を行うなどして集めたメンバーによる外来種防除活動のためのグループを立ち上げて行うことになると思われます。この新グループの活動については、多くの意見(楽しみながら実施していくことが重要、子育て世代が参加しやすい形を模索すべき、地元の自治会も巻き込むべき、来年度以降も継続していけるようなグループを立ち上げていくべき、一般市民に外来生物の問題点をわかりやすく認識してもらうことが難しいが重要など)が出されましたが、今後は新たなグループ結成のための「準備会」を発足させ、4月頃を目途に新グループの概要や活動計画等の骨子を固めていくことになりそうです。
上記の他、会議の場では、北川かっぱの会より、今年の外来生物の駆除案と「水と緑の掲示板」の掲示案について説明し
birthより、北山公園生物調査秋期結果の概要の報告
→「20170205_siryouA.pdf」をダウンロード
八国山緑地ふたつ池の底泥移植の提案
→「20170204siryouE.pdf」をダウンロード
などもありました。北山公園界隈の生き物から、ますます目が離せない状況になってきました。(2月12日)
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