井の頭池かいぼり報告会
1月28日(土)の午後、三鷹市公会堂で「井の頭池かいぼり報告会」がありました。井の頭池では、2014年1月~3月と、2015年11月~2016年3月に「かいぼり」が実施されましたが、報告会では、池の自然が再生していく様子などについて報告がありました。「かいぼり」は、開園100周年(今年5月)に向けて「井の頭池を昔の姿に戻そう」と、都と市民活動団体などが取り組んできたもので、過去2回の「かいぼり」には、北川かっぱの会からも有志が参加してきました。
報告会には300人以上の市民がかけつけ、「イノカシラフラスコモ」が約60年ぶりに確認されたこと、「かいぼり」後、モツゴやスジエビ、ギンブナなどの在来魚が増えてきていること、オオクチバスは一切確認されていないがアメリカザリガニが増え、カゴワナを使った防除に本格的に取り組んでいること、などの報告がありました。また、東京都西部公園緑地事務所の生物多様性保全に向けた施策の本気度、「かいぼり」を支える井の頭かんさつ会や井の頭かいぼり隊(都が募集)、そして認定NPO法人生態工房の熱意が伝わってくる報告会でした。
報告会の内容の詳細(上の写真の資料集の中身)については、2月以降、東京都のホームページで公開されるとのことです。井の頭池では今年2017年12月~2018年3月に3回目の「かいぼり」が予定されています。(1月29日)
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