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2015年10月

東村山市第4次総合計画・後期基本計画案

20151025_104043 10月17日(土)、東村山市第4次総合計画・後期基本計画案の市民向け説明会がありました。この基本計画案は、市みんなで進めるまちづくり基本条例に基づくもので、市の最上位計画となります。後期とは平成28~32年度の5年間の基本計画案となります。

 この内、「公園の整備」について、施策の方向性として

1.公園の整備・維持・管理について、近隣住民をはじめとした市民や事業者との協働による公園の維持・管理に取り組むこと、

2.北山公園について、公園に生息する希少生物の保全や外来生物の駆除など、生物多様性の確保に向けた取り組みを行うこと、里山原風景の保全等のために公園の公有地化を推進するとともに、管理方法の検討を進めていくこと

などが記されています。なお、本計画案に対するパブコメは昨日で締め切られましたが、上記の公園の整備関係については、ほぼ原案とおりの形で決定されるものと思われます。(10月28日)

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狭山公園宅部池の水位が下がりました

20151025_102155 狭山公園宅部池の水位が下がりました。これは、来年早々に予定されている「かいぼり(池干し)」の準備の一環です。「かいぼり(池干し)」では、湖底のゴミ拾いや泥さらい、外来種の駆除などが予定されています。22日(木)に堰板が1枚はずされ、池の水位が下がりました(下の写真で堰堤が水面から20㎝程度白っぽくなっているところが水位が下がったところに相当)。

 なお、「かいぼり(池干し)」に先立ち、12月に「かいぼり(池干し)」の説明会が予定されています。(10月25日)20151025_102216



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アカミミガメの肥料化

 先週の神戸新聞にアカミミガメの肥料化の記事が掲載されていました。

http://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/201510/0008483532.shtml

9月末に開催された「アカミミガメ防除講習会」では、アカミミガメの肥料化だけではなく食べる話もありましたが、関西方面では、余りにも多くのアカミミガメに様々な対応策をとっているようです。(10月22日)

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今年の外来生物捕獲終了

D2x_0224 北川かっぱの会では、北山公園「しょうちゃん池」や北川で、外来生物アカミミガメやウシガエル等の捕獲を行っていますが、18日(日)北山公園しょうちゃん池に仕掛けていた「日光浴ワナ」の撤収を行いました。今回も「日光浴ワナ」にアカミミガメ(甲長98㎜♂)がかかっていました(写真上2点;北出さん撮影)。これで今年の捕獲数はアカミミガメ4、ウシガエル(幼生)550、アメリカザリガニ550などとなり、捕獲活動を終了しました。D2x_0226

今年の捕獲結果はこちら(エクセルファイル) →「2015gairaiseibutuhokakukekka.xlsx」をダウンロード

 18日(日)は外来生物の慰霊祭も開催しました。市役所や北川かっぱの会のメンバー総勢15名で外来生物の慰霊を行いました。生態工房の佐藤さんも駆けつけてくれました。(写真下2点;北出さん撮影)D2x_0149

 来年も春より「しょうちゃん池」に「日光浴ワナ」を仕掛ける予定ですが、北山公園全域でのウシガエルの捕獲に本格的に取り組んでいく予定です。(10月20日)D2x_0220


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北川クリーンアップお疲れ様でした

D2x_0068 秋晴れのさわやかな晴天となった10月18日(日)、第41回北川クリーンアップが開催となりました。今回も4つの区域に分かれ、総勢50名ほどで北川のゴミ拾いを行いましたが(写真上、中;北出さん撮影)、相変わらずゴミの量は多く、2トントラックに多くのゴミが集まりました(写真下)。D2x_0127


 今回もニシキゴイや特定外来生物オオフサモを多くの地点で確認することができました。これ以上ニシキコイが増えないこと、そして水を汚すエサをやらないようになってほしいこと、外来生物を川に捨てないでほしいと切に思いました。今後も不断の駆除活動を行っていく必要があると思われます。今回もゴミは多かったものの、川の中で多くの魚(モツゴやオイカワ、ギンブナなど)と戯れることができました。今後はさらに水質がよくなり、魚が気持ちよく泳ぎ、子供たちが楽しく魚とりのできるような北川になってほしいと思います。ご参加いただいた市民の方々、市役所の方々、大変お疲れ様でした。(10月18日)20151018_113659


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日本初の「組立式蛇カゴ魚道」

 人力によって組立て可能な魚道の記事が掲載されていました。蛇カゴ(カゴ状の構造物で、内部に石などを詰めたもの。護岸を補強するなどの河川工事で利用されてきたもの)を利用したもので、住民参加型の活動でも対応が可能と思われます。

記事はこちら(pdfファイル) →「kumitatesikigyodou.pdf」をダウンロード

 北川に残されている落差工(小さなダムのようなもの)を解消し、アユなどが遡上できる環境としていくためにも、「組立式蛇カゴ魚道」設置について検討していく価値はありそうです。(10月14日)

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10/18北川クリーンアップ+外来生物慰霊祭

20151011_151553 10月18日(日)は北川クリーンアップです(主催;北川クリーンアップ実行委員会、共催;東村山市)。11日(日)、北川の橋8か所にクリーンアップを予告する垂れ幕を設置しました(写真)。18日の北川クリーンアップは10時~12時頃までで、集合は、将陣場橋(諏訪町2丁目)、大堰橋(野口町3丁目)、宅部遺跡橋(多摩湖町4丁目)、水道橋(多摩湖町1丁目)の4か所になります(雨天中止)。長靴、手袋などを持参してください。

  また、18日(日)11:30頃~北山公園しょうちゃん池に設置されている「日光浴ワナ」の回収と、(北川クリーンアップ終了後、)外来生物の慰霊祭を行います。一緒に作業していただけるボランティアの方を募集しています。このブログのへコメントしていただくか、直接現地に集合してください。見学も大歓迎です。皆様方の参加をお待ちしております(10月12日)。

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かっぱ通信109号を発行しました

20151011_171140  10月11日(日)、かっぱ通信109号の印刷、発送作業を行いました。今回は、8月の北山わんぱく夏まつりや7月~9月の小学校の土曜講座、8月のカヌーキャンプ、今年の外来生物の捕獲状況や9月の川端会議、八国山緑地わいわいミーティングの状況などの記事が掲載されています。会員の皆様には、今週、お手元に届くと思われます。「かっぱ通信109号」は東村山市内の公民館や八国山たいけんの里などでも入手することができます。(10月11日)

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八国山緑地わいわいミーティングに参加しました

 時折、雨がぱらついた9月27日の午前中、「八国山緑地わいわいミーティング」が開催されました(主催;西武・狭山丘陵パートナーズ)。北川かっぱの会他、地元の環境団体や狭山公園友の会、自治会、東村山市、東大和市、東京都西部公園緑地事務所など、総勢30名弱で、八国山を歩き、意見交換を行いました。北川かっぱの会からは2名が参加しました。

 今回のテーマは「生きものにぎわう公園づくり」でした。これは、東京都による「多様な生物が生息する都市公園づくり事業」の検討が八国山ではじまったのを契機に、整備計画策定に向けてのアイデア出しや意見交換を行おうとするものでした。当日、出た主な意見は下記のとおりです。

・二つ池については、トンボ類の産卵のためにも水量をなるべく確保していきたい。池の東側の通路については廃止し、東側の雑木林と自然がつながるようにしてはどうか。池の西側の雑木林の下草刈り等を行ってはどうか(ただし、鳥類等のためにもある程度のやぶは残す)。池周辺の雑木についても適度に伐採し、適度に明るい林にしてはどうか。二つ池の所有者は東村山市、池周りは東京都となっていることから、環境整備のために双方で協議してはどうか。

・ハンノキ周りの湿地については、ハンノキを守り、かつ二つ池よりはうす暗い環境を保っていく方向としてはどうか。アシが生えている湿地については、埋土種子による在来生物の復元が図られてきているが、トウキョウダルマガエル等、北山公園で生息する希少種の危険分散先として考えたらどうか。

・北山公園の北側に位置する西武園線沿いの草地については多数の昆虫が生息することから、明るい草地として残していく。また草地北側の雑木林については、北山公園の借景として極めて重要なことから、下草狩りや常緑樹の伐採を行っていくことを検討してはどうか。

・尾根道沿いに点在するアカマツについて、保全していく方向で考えたい。

・二つ池から尾根道に上がっていく谷戸は外来種が入っていないことから、現状を維持する方向としたい。また、植生について、谷戸ごとに管理していく方向で考えたらどうか。

・Jパワーの送電線下の萌芽更新地では、環境が劇的に変化し、草本、木本とも元々雑木林に生息していた種が戻ってきている。環境学習の場としても活用できるのではないか。また、伐採した樹木は粗朶柵に使うなど域内処理を行っている。今後、他の区域でも域内処理が行えるとよいのではないか。

当日出された意見は、11月に開催予定の「八国山緑地生物多様性保全利用計画策定 第2回検討会」の中でも検討される方向と思われます。(10月8日)

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12月中旬頃までの活動予定

 12月中旬頃までの活動予定を掲載します。11月以降については、追加のイベントも想定されることから、できるだけ当ブログで最新情報を入手してください。

10月10日(土)9:00~11:00 定例川そうじ(北山小正門前集合)

10月11日(日)13:00~15:00頃 かっぱ通信109号の印刷・発送作業(廻田公民館)

10月18日(日)10:00~12:00 秋の北川クリーンアップ →将陣場橋、大関橋、宅部遺跡橋、または水道橋集合;雨天中止。長靴、手袋などを持参。

10月18日(日)11:30~12:10頃 日光浴ワナの引上げ。クリーンアップ終了後、北山公園で外来生物慰霊祭を開催。

11月14日(土)9:00~11:00 定例川そうじ(北山小正門前集合)

(広告)11月15日(日)14:00~ 茫々亭でBBQ →フラダンスの方々との交流会です。会費制です。

11月21日(土)午前;東村山中央公園、午後;空堀川 富士見・南台小土曜講座(野鳥観察);雨天中止

11月21日(土)15:00~17:00 北山公園と八国山見どころマップ冬編の編集作業(八国山たいけんの里)

11月21日(土)17:00~19:00 定例会(茫々亭) →3月頃までの活動予定と新たに作成するガイドを中心に検討します

11月28日(土)9:00~16:00頃 かっぱウォーク(新企画・玉川上水+野火止用水ウォークを開催します。羽村堰~東村山市内~志木までの約27kmを2回に分けて歩き、市内を流れる野火止用水の歴史や自然環境の現状について考えたいと思います。第1回目は11月28日(土)、第2回目は12月23日(祝)に開催します(予備日を2月11日(祝)とし、雨天の場合は順延します)

東村山駅9:00集合→小川、拝島経由→羽村駅9:45→羽村堰→多摩川中央公園→拝島駅前→12:30頃・昭島エコパーク(昼休憩)→玉川上水駅15:30頃→東村山駅16:00頃
交通費;往復600円程度、昼食を持参(途中でも購入可能)。途中までの参加、途中からの参加も歓迎。

12月12日(土)9:00~11:00 定例川そうじ(北山小正門前集合)

皆様の参加をお待ちしております(10月6日)

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10/3日光浴ワナでアカミミガメを捕獲!

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 10月2日(金)~3日(土)北山公園で外来生物の捕獲を行いました。今回、「しょうちゃん池」に設置している日光浴ワナで、はじめてアカミミガメ(甲長105㎜♀)を捕獲することができました(写真上)。生態工房をはじめ、日光浴ワナの関係者の皆様に感謝いたします。

 今回も長網付きカニカゴを使い、ショウブ田や「しょうちゃん池」隣接のアシの池で捕獲を試みました。また、防火水槽には箱形のカニカゴを仕掛けました。エサはブリのアラとマルキュウを併用しました。アカミミガメ以外で捕獲したのは、ウシガエル成体1、ウシガエル幼生約30、アメリカザリガニ約100(写真下)、その他ドジョウ1、モツゴ10、ギンブナ20という結果でした。20151003_091145_2

 今年のカニカゴを使った捕獲は今回で終了し、10月18日(日)11:30頃~日光浴ワナの引上げ、12時頃から外来生物の慰霊祭を実施します。(10月4日)

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化成小総合学習の時間を支援

Dsc_1290 10月1日(木)朝、化成小総合学習の時間を支援しました(写真は北出さん撮影)。化成小によると、「町の人に疑問に思ったことを聞いてみよう」という企画だったとのことです。当日は、3年生10名が北山公園を訪れ、北山公園のしょうぶまつりや自然環境(希少種や外来生物他)、ボランティア活動などについて学習しました(写真上は市役所みどりと公園課が説明しているところ)。当日は、市役所みどりと公園課の宮崎さんが進行・司会役を務め、北川かっぱの会からは北出さんが自然環境やボランティア活動などについて解説を行いました。あらかじめ連絡のあった、子どもたちからの質問のうち、北川かっぱの会あての4つの質問(.北山公園はいつからあるのですか。そこから変わったところはありますか?、生き物は何種類くらいいますか?、北山公園の水の生き物はとごから来ているのですか?どうしてカワセミがいるのですか?)がありましたが、北出さんが回答しました。また、北川かっぱの会では「植樹や放流などで新たな生き物をもってくるようなことはあまりせず、 自然に生き物が戻って来ることができるような場所を作る活動をしている。」などの説明を行いました。(10月1日)



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