北山公園整備計画等意見交換会に参加しました
9月5日(土)午前、北山公園整備計画意見交換会(市主催で誰でも参加することが可能)に参加しました。この意見交換会は、北山公園界隈の維持・管理や整備、利用について、市と市民、市民団体が自由に意見交換を行う場で、年に3回開催されているもので、今回は今年度2回目の開催となります。当日は北川かっぱの会から2名が参加し、全体で17名で意見交換を行いました。主な意見交換の内容は以下の3点です。
1つ目は、今年度、市からNPO birthに委託されている「北山公園における野生生物調査」の中間報告についてです。当日は希少種としてトウキョウダルマガエルやニホンアマガエルなど動植物13種が確認され、オオフサモやオオカワジシャ、ウシガエルなど動植物9種類が確認された旨の説明がありました。これについて、トウキョウダルマガエル等の希少種を捕獲した場合には放流してほしいという告知を積極的に行っていくべきではないか、ウシガエル等の外来生物を捕獲した場合に入れてもらう「ポスト(お魚ポストのイメージ)」を設置すべきなどの意見が出されました。
2つ目は、1つ目同様、今年度、市からNPO birthに委託されている「北山公園における水量調査について」です(図)。この調査は、北川から北山公園に揚水している時期(春~10月中旬頃)と揚水していない時期(10月中旬~冬)に分け、北山公園内や北川の主要なポイントの水量や、水田周辺の土壌水分量を計測し、生物にやさしい公園づくりの基礎資料を得ようとするものです。結果が大いに気になるところですが、現在、計測中であるとのことでした。
3つ目は、北川かっぱの会から報告した「北山公園での外来生物の捕獲状況」についてです。
資料はこちら →「gairaiseibutu.PDF」をダウンロード
北山公園「しょうちゃん池」周辺では、2013年4月よりアカミミガメの捕獲活動を行っています。捕獲活動の甲斐があってか、今年に入ってからのアカミミガメの捕獲数は激減しており、この7月からはその主な捕獲方法を「カメもんどり」から「日光浴ワナ」に変えたところです。一方、今年は特定外来生物ウシガエルが激増している状況にあり、来年以降は、市と協働で多くの市民を巻き込み、本格的にウシガエルの捕獲を行っていくべきであるという意見が多数出されました。
その他、某市民団体より、現在、西武園線の線路沿い(桜の木の下)に植えられているアナベル(北米原産のアジサイの園芸品種)に植栽エリアを広げるべきだという意見が出されましたが、自然公園を目指している北山公園にはアナベルは合わない、当初植栽しようとした時期に本意見交換会で意見交換を行うべきではなかったかなどの意見がだされました。
(9月8日)
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