狭山公園「たっちゃん池」に人工産卵床が設置されています
今年も狭山公園「たっちゃん池」に吊り下げ式人工産卵床が設置されました。4年前から設置され、今年で5回目の設置となります(上の写真で池に浮かぶペットボトルの下(水中)に人工産卵床が設置されている)。
人工産卵床は、オオクチバスが産卵後に産卵床を回収し繁殖を抑制するもので、これまで池の底に置いて設置するケースが多かったのですが、「たっちゃん池」の場合、池底が斜面になっていることなどの理由から、従来の「直置き式」に代わり「吊り下げ式」が設置されています。琵琶湖博物館の中井克樹先生のご指導の下、継続的に効果の検証がなされています。たっちゃん池の「吊り下げ式人工産卵床」はオオクチバスの繁殖期である春(4~6月頃)に設置され、オオクチバスの卵を回収していくことになると思われます。
北川流域の生物多様性を保全していくためにも、その効果について注視していきたいと思います。(4月12日)
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