八国山わいわいミーティングに参加しました
晴天だった2月28日(土)の午前中、「八国山緑地わいわいミーティング(主催;西武・狭山丘陵パートナーズ)」に参加しました。今回は参加者数が多く、市民団体や一般市民、市役所関係者をはじめ、都西部公園緑地事務所や主催者など総勢約30名の参加者がありました。北川かっぱの会からは、4名が参加しました。
今回のテーマは「「湿地」のこれからを考えよう」で、八国山緑地の踏切口近くにあるハンノキ下の湿地や二つ池周辺を中心に現地見学を行い、その後「多摩湖ふれあいセンター」に移動して、ワークショップ形式で湿地の保全や整備の方向性について議論を行いました。現地見学会では、ハンノキの湿地の下流側、西武園線沿いの湿地についてヨシを刈って浚渫(広さ6×7m程度、深さ30cm程度)を行ったこと(明るい湿地化を目指す)、ハンノキ林近くの畑については都が買収し広場としたこと、高圧線下の雑木林について皆伐し更新を行っていくことなどの説明がありました。ワークショップでは元畑の部分や元畑と湿地の境界部分の処理についてどうしたらよいか、二つ池のササ刈りや池の中の処理(清掃、泥さらいなど)をどうしたらいいか、ハンノキ下の湿地周りの樹木やササについて何らかの措置が必要かどうか、などの点を中心に意見交換が行われました。
今回のミーティングは、全般的に主催者の生物多様性を守り続けていこうとする強い姿勢と、利用しやすい公園づくりを行っていこうとする姿勢が感じられ、その保全と利用のバランスをどこでとっていくのか個々の事例ごとに意見交換が行われた、とても有意義なミーティングであったと感じました。北川かっぱの会では、八国山緑地と北山公園とのつながりの重要性も含め、今後も個々の地点の保全と利用のバランスについて注視していきたいと思います。(3月1日)
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