トウキョウダルマガエルの保護
5月17日(土)、北山公園整備計画意見交換会(通称「川端会議」)が開催されました。当日の主な論点は以下の3点でした。
1つ目は、北山公園の市から提示された除草計画案について、主に昆虫類や鳥類の生息環境を守る視点から意見交換を行いました。しょうちゃん池奥の湿地帯などについて十分な意思疎通ができたと感じました。
2つ目は北山公園の水確保策について市から提示された案を基に意見交換を行いました。昨年、断念した深井戸に代わる策について意見交換を行いましたが、冬場でも水を確保する方向(流水にこだわらず止水域も含め確保する)で継続的に検討する方向となりました。ただし、今年は予算が確保されていないので、実質的な整備は来年度以降となる予定とのことです。
3つ目は絶滅の危機に瀕している生き物の保全策について意見交換を行いました。特にトウキョウダルマガエルについては、早期に対策を講じていく必要があること、今後は関係者(市、西武・狭山丘陵パートナーズ、北川かっぱの会などの市民団体)と協議しながら、その保全策を講じていくこととなりそうです。なお、5月18日~北山公園「水と緑の掲示板」にトウキョウダルマガエルについて、捕獲した場合には、種の保存のため逃がしてほしいことを旨の掲示をはじめました(写真)。(5月28日)
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