北川クリーンアップお疲れ様でした
5月18日(日)、第38回北川クリーンアップが開催となりました。当日は天気もよく、水の中で泳ぐ魚も気持ちよさそうでした。今回は総勢80名ほどで北川のゴミ拾いを行いましたが、相変わらずゴミの量は多く、2トントラック2台分ほどのゴミが集まりました(写真上)。
今回のクリーンアップには地元の少年サッカークラブのメンバ-約40名が参加し、大変にぎやかなクリーンアップとなりました(写真中)。サッカーが強くなるだけではなく、ボランティアの体験を通じて人間的な成長を期待するコーチの姿に感動を覚えました。
今回、気になったことが2つあります。一つはニシキゴイの生息エリアが北川全体に拡大していることです。おそらく大雨で上流のコイが流されてしまった結果、分布域が広がったのだと思われます。これ以上ニシキコイが増えないこと、そして水を汚すエサをやらないようになってほしいことを切に望むものです。
2つ目は大型のミシシッピアカミミガメ(♀甲長236㎜;要注意外来生物)が前川との合流点近くで捕獲されたことです(写真下)。現在、北山公園しょうちゃん池で継続的な捕獲を行っていますが、北川でも相変わらずカメが生息していることから、北川でも継続的にモニタリング調査を行っていく必要があると思われます。また、継続的に捕獲している特定外来生物のオオフサモも、特に中流域で見られ、今後も不断の駆除活動を行っていく必要があると思われます。
今回もゴミは多かったものの、川の中で多くの魚(モツゴやオイカワ、ギンブナなど)と戯れることができました。今後はさらに水質がよくなり、魚が気持ちよく泳ぎ、子供たちが楽しく魚とりのできるような北川になってほしいと思います。ともあれ、ご参加いただいた市民の方々、市役所の方々、大変お疲れ様でした。秋のクリーンアップでまたお会いしましょう。(5月18日)
| 固定リンク
「活動報告」カテゴリの記事
- 1/24北山小4年生の総合的学習「北川の水について調べよう」の授業を受け持ちました(2025.01.25)
- 1/11 北山小土曜講座「野鳥観察」を開催(2025.01.11)
- 2024年を振り返って(2024.12.28)
- 「北川・八国山・北山公園のいきもの」冬編の掲示を始めました(2024.12.23)
- かっぱ通信154号を発行しました(2024.12.22)
コメント