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せせらぎの郷多摩湖緑地ワークショップ

 12月1日(日)「せせらぎの郷多摩湖緑地ワークショップ」が開催となりました。約20名の参加でした。多摩湖緑地は、狭山公園の近く、回田小学校の北側に位置し、里山としての暮らしが息づいていた地域で、湧水があり、雑木林とせせらぎと田んぼ、……様々な生き物と共にあった暮らしをしていた地域です。そんな里山としての姿をどう残していくか?こうありたい姿をみんなで描こう!……ということでワークショップが行われました。

 午前中は「東村山の原風景を守る会」のガイドによる緑地内の散策、そして落ち葉かきを行いました。 みんなで熊手を持って集めた落ち葉かきはあっという間に終了しました。この里山で唯一、今でも薪で煮炊きや風呂にはいる生活をしておられるIさんからもお話をお聞きしましたが、薪割りから様々な家のメンテナンスも、力仕事を一人でこなす彼女は「運動になるよ!」と笑っておられました。

 午後はワークショップで、「 何があれば行ってみたい場所になるのか?」、「 人がもっともっと集うためにどうしたらよいか?」、「 必要なモノは何か?」などの切り口から、様々な意見を出し合いました。全般的に、「多摩湖緑地の価値をどうしたら伝えたらいいのか」、「楽しみながら参加することが重要」
という意見が多数を占めました。
 今後は、当日出た多数の意見を基に多摩湖緑地の「青写真(整備計画、維持管理計画、市民の利用計画、文化の伝承に関する計画、広報計画、市や市民団体(市民)との役割分担計画、予算計画(助成金の活用計画)」を総合的に検討していくことになると思われます。また、これまでは市と原風景を守る会との間で「多摩湖緑地の保全管理に関する協定書」に基づき、緑地の維持管理を中心に原風景を守る会が維持管理作業を行ってきましたが、上記のような総合的な計画を推進していくためには、もっと幅広い検討を行うことのできるような組織(たとえば、市といくつかの市民団体、市民との協議会)の中で検討していく必要があるとも思われました。
 いずれにしても、今回のワークショップは、やらなくてはならない事が明確になった意義深いものだったと思われました。(12月8日…多忙なため、報告が遅くなったことをお詫びします)

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