北山公園の現地見学会に参加しました
10月12日(土)、北山公園整備計画意見交換会(いわゆる「川端会議」)の現地見学会が開催されました。これは、現在の「北山公園整備計画」が策定されてから10年がたち、今後10年間の整備の基本的な方向性について検討していくために開催されたものです。当日は暑いくらいの晴天の下、約15名で見学を行い、意見交換を行いました。北川かっぱの会からは4名が参加しました。
しょうちゃん池東側の立入禁止区域を含め、3時間弱にわたり園内を見てまわり意見交換を行いましたが、おおむね下記の点について意見交換を行いました。
① しょうちゃん池奥の湿地周辺にオオブタクサ(写真上)やセイタカアワダチソウなどの外来生物が目立つので駆除活動が必要。駆除にあたっては、ボランティアの活用も考えたい。
② しょうちゃん池東側の立入禁止区域内の水辺について、できるだけ通年に近い形で流水が確保できるようにしていきたい(写真下)。水の確保が絶滅危惧種(トウキョウダルマガエルなど)の保護につながっていく。
③ 立入禁止区域内の下草刈りを行っていく時には、一部、刈り残していく場所を設け、昆虫類の逃げる場所をつくっていくことが必要(西武園線沿いの梅林近くの草地も同様)。
④ 水田の一部について、市民ボランティア(保育園・幼稚園を含む)で田植えや稲刈りを行うようなことができないか検討したらどうか。冬も「冬水たんぼ」とし、流水を確保していくことを考えたらどうか。多くの絶滅危惧種にとって望ましい環境となる。
上記以外にも様々な意見がでましたが、今後は新たな整備計画の検討に反映されていくことになると思われます。(10月16日)
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