狭山三公園管理運営協議会の報告
去る7月28日(日)、第4回狭山三公園管理運営協議会(事務局;狭山公園パークセンター)が開催されました。都庁西部公園緑地事務所、市役所、狭山公園パークセンター、各市民団体の方々など約30名が参加しました。
午前の部では、狭山公園や八国山緑地の公園づくりや八国山緑地内における送電線下の伐採などについての意見交換が行われました。北川かっぱの会も注目している狭山公園「たっちゃん池」の外来生物防除については、パークセンターより人工産卵床の設置によりオオクチバスの繁殖を大幅に抑制することができていること、最近、池に設置した定置網・刺し網により、オオクチバスやアカミミガメ、ウシガエルなどについて捕獲することができたとの報告がありました。また、狭山公園内の北川で、ここ数年カワニナの個体数が減っていることから、光量を確保していくために樹木を伐採することなどの措置が必要との意見がだされました(水道局と要調整)。その他、たっちゃん池源流部の湿地の回復策などについても意見交換を行いました。八国山緑地では、二つ池の投棄ゴミの清掃や池への光量確保のための伐採、雑木林維持のための管理、トウキョウダルンマガエルなどの希少種保護などの点について意見交換を行いました。北川かっぱの会としては、今後もパークセンターとの情報交換(定期、不定期)を継続していきたいと思います。
午後の部では、バリアフリー園路や防災トイレ、石積補修箇所、ふたつ池周辺の保全伐採箇所、野鳥に配慮した通行止め箇所等を見て廻りましたが、最も時間をかけ見学を行ったのが、送電線下の伐採箇所(萌芽更新を予定)です。電源開発株式会社によれば、昨年度から伐採を、平成26年度から平成29年度にかけて剪定を行うよう計画しているとの説明がありました。現地では、主として萌芽更新の方法(伐採する木の高さや皆伐ではなく択伐などで)、鳥類との共存方法、などについて意見交換を行いました。
(8月18日)
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