多摩湖緑地意見交換会に参加しました
快晴の天気ながら寒風が吹き荒れていた2月16日(土)、第2回多摩湖緑地意見交換会に参加しました(主催;東村山市+東村山の原風景を守る会)。当日は約20名(北川かっぱの会からは5名)が参加し、雑木林の維持管理などについて学習や意見交換を行いました。
午前中は現地の見学と作業(雑木林の落ち葉掃き)を行い、午後は東京農工大学名誉教授の相場先生のお話を聞き、意見交換を行いました。相場先生からは、雑木林が放棄された後、現状の姿になってしまった理由(下草刈りの放棄→陰樹の生長→雑木林の崩壊)などについて解説があり、今後の維持管理について多数のアドバイス(萌芽更新を計画的に実施、下草刈りを的確に実施など)をいただきました。また、伐採した樹木を地域で活用していくべきであることを強調されていました。意見交換の場では、特に若い世代の人材育成いついて、学校を巻き込んだ雑木林の活用について、造園業や役所の造園職の人を見方に付けていくこと、などについて活発な議論がありました。
全体を通して、多摩湖緑地の雑木林の伐採計画(帯状の択伐が現実的か)を定め、チェーンソーを使える人を5人くらい確保し(2日間の研修で免許が取れそうですが、3万円程度の実費がかかることがネックか)、伐採した樹木を地域で活用していくことをはじめてもいいのではないかと思いました。また、笹狩りも含めたボランティアの募集を強力に行っていく必要性があると思われますが、市の外郭団体または民間主導のNPO法人を立ち上げ、緑や水辺の維持管理等を行う人材の募集や研修を行っていくようなシステムづくりを早急に立ち上げていくのが人材確保の近道ではないかと感じました。(2月19日)
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