2月2日(土)、北山公園整備計画意見交換会(いわゆる「川端会議」;北山公園や北川の整備や保全についての市民、市民団体、市との意見交換会)に参加しました。当日は北川かっぱの会から4名が参加し、全体では約20名で意見交換を行いました。以下、当日のトピックスを拾ってみました。
市より、来年度予算で北山公園内に深井戸を掘る予算が認められたという報告がありました。深さ500mほどの井戸を掘り、北山公園に通年で水を流そうとするものです。現在、年間を通して流水がある状態ではありませんが、昨年の工事でできた水溜まりにより動植物にとって望ましい環境に近づいてきていました。今回の工事により、北山公園界隈の動植物にとってさらに望ましい環境になることが想定されます。
市より、昨年11月に実施した北川のオオフサモ駆除作業の状況について写真を中心とした報告がありました。北川かっぱの会からも1月中旬に実施したオオフサモ調査の結果を報告しました。今後は、11月に実施した駆除箇所の下流側のオオフサモ駆除について、長期戦で対応していくことになりそうです。
北川かっぱの会が提案している「北川ルール」について、この5月に最終的にまとめ、成果を流域に掲示するなどの対応を行っていくことになりました。残り3ヵ月で、コイなどへのエサやりや川の草刈り方法の実際、北川への魚道の設置方法の実際などを中心に詰めていくことになりそうです。
しょうちゃん池でアカミミガメの防除を、長期戦を覚悟で本格的に行っていくことになりました。
北山公園の設置の「水と緑の掲示板」について、今年も継続して「北山公園・八国山見どころマップ」の掲示を行っていくとともに、新たに「外来生物の解説」を行っていくことになりました。また、一般市民が感動した場面などを写した写真の掲示(しょうちゃん池で写した鳥の写真や鉄道線路脇のホタルブクロなど)していくことになりました(掲示方法のルールについては市とともに今後検討)。
北山公園の環境保全策(水溜まりや流水環境の整備、アカミミガメ駆除など)の実施に伴い、公園の魚類や水生生物、昆虫、鳥類などの実態について定期的に把握し、その効果について情報発信していくのがいいのではないか、という意見が大勢でした。
市役所の三上部長他の方々が退職を迎えられるとの報告がありました。関係者の皆様方には大変にお世話になり、感謝しております。4月以降は、ボランティアの立場で引き続き、北山公園や北川の環境保全にご支援、ご協力いただけますと幸いです。
(2月3日)
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