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北山公園「しょうちゃん池」東側の状況

 3月3日、北山公園「しょうちゃん池」奥(東側)の状況について、市からの特別の許可をもらい有志で見学してきました。このエリアは基本的に利用者を立入禁止とし、自然を積極的に「保護」していこうとするエリアですが、しょうちゃん池から北川に至る流水路を整備されるなど、以前と比べ、在来生物にやさしい環境となりつつあることを確認することができました。この流水路や北川へ流出される直前に設置された水溜に年間を通して水があることがベターであると考えられますが、冬場は水が涸れる可能性があります。しかし、これまでと比較し、より長い期間、水が滞留し、結果として昆虫類や鳥類などにとって望ましい姿に近づいたのではないかと思います。

 しょうちゃん池の奥の葦の生えていた場所についても積極的に湿地化され(しばらくすると葦が伸びてくる)、この湿地としょうちゃん池の間の護岸については盛り土を行って草地化される予定です。また、湿地の奥(東側)は既に盛り土され、エリア内からのドウダンツツジが移植済でした。

 現在の工事は3月末で終了しますが、4月以降も在来生物にとって、より望ましい環境となるよう、管理面も含め市と相談していきたいと思います。(3月7日)

(写真)順に、①北川への流出口近くの水溜、②流水路、③しょうちゃん池からの流出口付近、④湿地の奥の盛り土(ドウダンツツジ)、⑤しょうちゃん池とその奥の湿地(工事中)

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