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北山公園で大規模な工事!

 北山公園で現在、大規模な工事が行なわれているのをご存知でしょうか。主な工事は、①菖蒲田の木道改良工事(コンクリートの基礎を設置し、その上に幅広の木道を設置)、②蓮池の土壌改良工事、③しょうちゃん池の奥(東側)の湿地化工事、④ドウダンツツジやロウバイの移植工事、などです(緊急雇用対策の予算を使い、3月末完成予定)。

 24日の川端会議(北山公園整備計画意見交換会)で、市より工事内容について報告があり、その内容について意見交換を行いました。川端会議の参加者の多くが、施工中の工事内容が、これまで議論し合意してきた北山公園のあるべき姿(できるだけ元の自然を生かし、在来生物にやさしい公園としていくことなど)とかけ離れているのではないか、という疑問を持って参加していたため、菖蒲など四季の花を鑑賞するための整備というテーマについて一定に理解を示しつつも、主として北山公園のあるべき姿の視点から意見交換が行われました。以下、主な意見について紹介します。

 公園内の広場(原っぱ)については、意識的に草地を残すこととし、昆虫や鳥が生息しやすい環境づくりをすべきだという意見が多く出されました。また、在来生物を守っていくためには水辺の整備も重要ですが、公園内に1年間にわたり、できるだけ水辺が存在するような環境づくりを目指すべきであるという意見が多く出されました。しょうちゃん池の奥(東側)の湿地化については、池の護岸の自然護岸化と併せ北川かっぱの会としても望んでいたところであり、整備の実際について今後、注視していきたいと思います。

 木道の整備でコンクリート基礎にした点については、木道の耐久性の向上や菖蒲田に水を溜まりやすくするなどの効果があるとのことでした。現在、目だっている基礎のコンクリート表面については、赤土を水で溶いて塗る措置を講ずるとのことでした。

 今回の大規模な工事は、予算や設計が検討中だったとのことで、9月の川端会議開催時点では工事の内容が明らかにされていませんでした。しかし、今回の工事内容が比較的大規模であったこと、これまで議論し合意してきた北山公園のあるべき姿の内容に反する可能性もあったと思われることから、何らかの方法で市民団体等と意見交換を行う必要があったのではないかと考えます。ともあれ、北川かっぱの会としては、市と相談しながら、在来生物にやさしい公園としていくため、最善をつくしたいと思います。(2月6日)

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