八国山緑地懇談会に参加しました
11月3日(祝)、八国山緑地懇談会(主催;西武・狭山丘陵パートナーズ)が開催され、北川かっぱの会からは、、永島、岡田、清水の3名が参加しました。八国山緑地懇談会は、八国山緑地の管理・運営のあり方について意見交換を行い、実際の管理・運営に反映させていく等のために開催されているもので、今回で3回目となります。当日の懇談会には、東京都西部公園緑地事務所、東村山市役所、いきものふれあいの里センター、市民団体からは八国山愛鳥会、東村山の原風景を守る会、赤い三輪車、狭山公園友の会、その他一般市民の方、そして北川かっぱの会、主催者側の合計約30名で見学、意見交換等を行いました。今回は、昨年の懇談会で検討した八国山緑地の内外を廻る「自然、歴史、人をつなげる里の道」コース案をベースに、八国山緑地を初めて訪れた方向けのルートの選定と、マップづくりを中心に検討しました。
午前の部では、主催者が提案する緑地内の「おてがるコース」をなぞって歩きました(途中、ショートカットしたところもあり)。ころころ広場や水辺のバードウォッチングのポイント、二つ池、ひだまり広場、陸軍射撃場跡地、ほっこり広場、尾根道などで、動植物を観察したり、緑地利用の実態や施設の整備計画などの話を聞きながら一周しました。いろいろな方から、様々な情報提供があり、とても興味深い見学会でした。また、当日は曇りがちの天気だったものの気候はさわやかで、気持ち良い見学会だったと思います。
午後の部は会場を「多摩湖ふれあいセンター」に移し、マップづくりのワークショップを中心に開催されました。
ワークショップ前半では、八国山緑地の公園づくりの現状(昨年度実施したもの、今年度実施中のもの)についてお話をうかがい、意見交換を行いました。特に今年度、工事を予定しているバリアフリー園路や雨水貯留槽工事などの内容について理解を深めることができたのではないかと思います。
ワークショップの後半では、マップづくりのワークショップを行いました。参加者がそれぞれ「おてがるルート」や八国山緑地についてマップ作成という観点から思うこと、考えたことを出し合い、全体の意見を集約していきました。全般的には、いかに八国山のよさを知ってもらうか、楽しく遊ぶことができるか、の視点からマップ原案をまとめることができたのではないかと思います。マップは(イラスト主体のもので)、年末の完成を目指しているとのことです。
このマップとは別に、北川かっぱの会では八国山たいけんの里自然部会の方々とともにとりためた写真ベースで「(仮称)八国山・北山公園見どころマップ(図鑑)」 を作成しています。こちらは上記のものとは若干、編集の切り口が異なりますが、来年の3月完成を目指して作成しているところです。それぞれのマップが八国山や北山公園の環境の保全につながっていくことを期待するものです。
今回の懇談会も、全般的には、行政、管理者、市民団体の垣根がとても低い状態で意見交換を行うことができた点がよかったと思います。北川かっぱの会としては、昨年、関東・水と緑のネットワーク拠点百選で選定されたこともありますが、北山公園と一体の八国山緑地の環境保全を推進していくため、今後も八国山懇談会に積極的に参加していきたいと考えています。(11月9日) 。
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