« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »

2011年11月

「(仮称)八国山・北山公園の生き物観察ガイド」編集委員会を開催

 11月27日(日)、八国山たいけんの里で、「(仮称)八国山・北山公園の生き物観察ガイド」編集委員会を開催しました。当日は昼食を挟み約6時間にわたり、編集方針等について議論しました

 「(仮称)八国山・北山公園の生き物観察ガイド」は東京ガス環境おうえん基金の助成金を使い作成するもので、八国山たいけんの里自然部会の全面的な編集協力により、来年3月完成を目指して編集しています。27日は10名で内容を検討しました。当日は撮りためた写真を見ながら、どの写真を掲載していくのか、特集記事のテーマを何にするのかなどについて検討しました。掲載していく写真については、撮りためた写真がすばらしいものばかりで、すべてを掲載することができないのがとても残念な気がしました(このガイドには八国山や北山公園で見ることのできる100種について、写真とその種のコメントを掲載していきます)。また、特集記事のテーマについては、いろいろな意見がありましあが、最終的には、①雑木林の成り立ちや背景、維持管理、②食べられる実、草などの紹介、③水辺の生き物(湿地や池周辺の生態について解説)、④絶滅危惧種や希少種(八国山としての)、⑤特定外来生物の紹介、⑥八国山や北山公園の楽しみ方を紹介、というテーマで編集していくこととしました。

 「(仮称)八国山・北山公園の生き物観察ガイド」は次回12月17日(土)午後開催の編集委員会を経て、来年の3月末完成予定です。(11月27日) 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

3月上旬までの活動予定

 11月18日(土)開催の定例会で、3月上旬までの活動予定を決定しました。活動予定は以下のとおりですが、今後、予定の追加や変更がある場合もあります(追加や変更の場合には、当ブログに掲載します)。

11月26日(土)13:00~16:30 「いい川づくりといい街づくり」講演会(主催;空堀川に清流を取り戻す会) →どなたでも参加することができます(無料)。詳細は20日付のブログを参照

11月27日(日)八国山・北山公園「見どころマップ」編集委員会 →興味のある方はご連絡ください。

12月 3日(土)富士見・南台土曜講座(野鳥観察・空堀川他)を支援、水と緑の掲示板「見どころマップ冬編」の編集委員会 →興味のある方はご連絡ください。

12月10日(土)9:00~11:00 定例川そうじ(北山小正門前集合)

12月17日(土)10:00~15:00 多摩湖緑地ワークショップ(主催;東村山市+東村山の原風景を守る会;落葉掃き他、簡単な作業を予定。また、雑木林の保全等に向けて意見交換の場があると思われます。) →どなたでも参加可能です。直接、多摩湖町自治会集会所に集合してください。

12月24日(土) 13:30~ かっぱ通信の印刷・発送作業(廻田公民館) →手伝って頂ける方、直接公民館にお越しください

12月24日(土) 茫々亭クリスマスパーティー →今年は、北川かっぱの会としてのクリスマスパーティーは実施しません。茫々亭のクリスマスパーティーに相乗りします

1月 日(土) 富士見・南台土曜講座(野鳥観察;八国山・北山公園)を支援 →日程は近日中に決定する見込み

1月14日(土)9:00~11:00 定例川そうじ(北山小正門前集合)

1月21日(土)14:00~15:00頃 北川のオオフサモの繁殖状況調査(縄文宅部橋集合) →10月に駆除や草刈りした後の状況を調査し、今後の駆除活動の方向性について検討します。

1月21日(土)15:30~17:30頃 定例会(茫々亭) →2012年の活動方針、また4月頃までの活動について検討します。

1月21日(土)17:30~21:00頃 新年会茫々亭) →新年会のみの参加、大歓迎です。誰でも参加可能です。

1月28日(土)~29日(日) 外来魚情報交換会(琵琶湖を戻す会主催・彦根) →オオクチバス対策のために参加する方向で検討中です。

2月11日(土)9:00~11:00 定例川そうじ(北山小正門前集合)

2月12日(日)頃 かっぱ通信92号の発行

2月  日( ) みどりの楽校野鳥観察会(八国山他) →詳細が決まり次第、アップします。

3月 3日(土)午後 第17回総会を予定しています。

3月10日(土)9:00~11:00 定例川そうじ(北山小正門前集合)

以上です(11月23日)

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「いい川づくりといい街づくり」講演会

 空掘川に清流を取り戻す会主催の講演会が下記により開催となります。

日時;11月26日(土)13:00~16:30

場所;市民センター会議室(本町1-1-1)

内容;基調講演;「河川行政と柳瀬川・空掘川流域連絡会について」 北多摩北部建設事務所工事第二課長 西村行正氏

講演1;「街づくりからみた川づくり」 (株)プランニングネットワーク 代表取締役 伊藤登氏

講演2;「いい川づくり…柳瀬川・空掘川を地域の財産に」 (株)吉村伸一流域計画室 代表取締役 吉村伸一氏

質疑応答

参加費;無料(申込不要、直接会場へ)

(11月20日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

北川のオオフサモのその後

 去る10月15日(土)、北川に生育する特定外来生物「オオフサモ」の駆除を行いましが(北川かっぱの会で実施)、その後10月末頃に実施された北川の草刈り(市が実施)で、北川全体に繁殖するオオフサモの地上部も併せて刈られました(地下茎の部分は残っている)。現在、その後の状況について観察しているところですが、所々に刈り残された部分(あるいは水中に残された部分)が点在し、今後ふたたび繁殖するのではないかと思われます。再度、繁殖するような状況になったら(あるいは繁殖しはじめる前に)、駆除作業を行っていく必要がありそうです。(11月16日)。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「緑の島」狭山丘陵四季

 11月13日付けのブログでも紹介しましたが、写真集「東京の里山・狭山丘陵の四季」が11月15日付けの「朝日新聞朝刊・多摩版」で紹介されました(アサヒ・コム →マイタウン →多摩 →11/15)。http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000001111150001

著者の広瀬敦司氏、編集の三島悟氏(MARU書房)、編集協力の蜂須賀公之氏(NPO birth)が紹介されています。写真集を手にとってご覧いただけると幸いです。(11月15日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「東京の里山・狭山丘陵の四季」写真集について

Dscf0627  「東京の里山・狭山丘陵の四季」と題する写真集が発刊となり、11月5日、出版記念パーティーが開催されました(MURU茫々亭にて)。この写真集は、東村山で生まれ育った写真家、広瀬敦司氏が撮りためたものの中から一冊の写真集にまとめたもので、狭山丘陵のすばらしさをよく伝えたものになっていると思います。普段よく行っている場所で、こんなにいい写真を撮っているんだ、と感心してしまうショットが多数ありました。私のへたな解説を読んでいただくよりも、まず書店で手にとってご覧いただければと思います。

 編集は三島悟氏(MARU書房)、発行は新泉社で、定価は2000円+消費税となっています。なお、東村山駅前の「あゆみBOOKS」でも販売しています(以前、「北川流域マップ」の販売をお願いした書店で、北川流域マップ70部を販売していただきました)。手にとってご覧になった感想など、お寄せいただけると幸いです。(11月13日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

八国山緑地懇談会に参加しました

 11月3日(祝)、八国山緑地懇談会(主催;西武・狭山丘陵パートナーズ)が開催され、北川かっぱの会からは、、永島、岡田、清水の3名が参加しました。八国山緑地懇談会は、八国山緑地の管理・運営のあり方について意見交換を行い、実際の管理・運営に反映させていく等のために開催されているもので、今回で3回目となります。当日の懇談会には、東京都西部公園緑地事務所、東村山市役所、いきものふれあいの里センター、市民団体からは八国山愛鳥会、東村山の原風景を守る会、赤い三輪車、狭山公園友の会、その他一般市民の方、そして北川かっぱの会、主催者側の合計約30名で見学、意見交換等を行いました。今回は、昨年の懇談会で検討した八国山緑地の内外を廻る「自然、歴史、人をつなげる里の道」コース案をベースに、八国山緑地を初めて訪れた方向けのルートの選定と、マップづくりを中心に検討しました。

 午前の部では、主催者が提案する緑地内の「おてがるコース」をなぞって歩きました(途中、ショートカットしたところもあり)。ころころ広場や水辺のバードウォッチングのポイント、二つ池、ひだまり広場、陸軍射撃場跡地、ほっこり広場、尾根道などで、動植物を観察したり、緑地利用の実態や施設の整備計画などの話を聞きながら一周しました。いろいろな方から、様々な情報提供があり、とても興味深い見学会でした。また、当日は曇りがちの天気だったものの気候はさわやかで、気持ち良い見学会だったと思います

 午後の部は会場を「多摩湖ふれあいセンター」に移し、マップづくりのワークショップを中心に開催されました。

 ワークショップ前半では、八国山緑地の公園づくりの現状(昨年度実施したもの、今年度実施中のもの)についてお話をうかがい、意見交換を行いました。特に今年度、工事を予定しているバリアフリー園路や雨水貯留槽工事などの内容について理解を深めることができたのではないかと思います。

 ワークショップの後半では、マップづくりのワークショップを行いました。参加者がそれぞれ「おてがるルート」や八国山緑地についてマップ作成という観点から思うこと、考えたことを出し合い、全体の意見を集約していきました。全般的には、いかに八国山のよさを知ってもらうか、楽しく遊ぶことができるか、の視点からマップ原案をまとめることができたのではないかと思います。マップは(イラスト主体のもので)、年末の完成を目指しているとのことです。

 このマップとは別に、北川かっぱの会では八国山たいけんの里自然部会の方々とともにとりためた写真ベースで「(仮称)八国山・北山公園見どころマップ(図鑑)」 を作成しています。こちらは上記のものとは若干、編集の切り口が異なりますが、来年の3月完成を目指して作成しているところです。それぞれのマップが八国山や北山公園の環境の保全につながっていくことを期待するものです。

 今回の懇談会も、全般的には、行政、管理者、市民団体の垣根がとても低い状態で意見交換を行うことができた点がよかったと思います。北川かっぱの会としては、昨年、関東・水と緑のネットワーク拠点百選で選定されたこともありますが、北山公園と一体の八国山緑地の環境保全を推進していくため、今後も八国山懇談会に積極的に参加していきたいと考えています。(11月9日) 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

かっぱウォークで秋の八国山を散策しました

Dscf0625  11月5日(土)、八国山たいけんの里自然部会のメンバーによるガイドで八国山を歩きました。当日は八国山たいけんの里「ハッチコックメイト」の方々、北川かっぱの会のメンバー、そして一般市民の方など合計10名で秋の八国山を楽しみました。今回は「キノコ類」に精通しているガイドの方ということもあり、普段、見過ごしてしまっている道端や倒木、伐採後の樹木に繁殖するキノコ類の生態などについて詳しくお聞きすることができました(キノコの胞子の出方、ヒッツキムシなどの種の運ばれ方、‥‥)。何か学生時代に戻ったような気分で、楽しく散策をすることができました。

 北川かっぱの会では、東京ガス環境おうえん基金の助成金を利用し、来年3月完成を目指して「(仮称)八国山・北山公園見どころマップ(図鑑)」の編集を進めていますが、その編集内容を考えていく上でも有益なウォークだったと感じています。参加された皆様方、そして講師のKさん、お疲れ様でした。(11月6日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »