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2011年8月

公民館市民講座で北川かっぱの会が講師をつとめました

 8月28日(日)、秋津公民館で開催された市民講座で、北川かっぱの会が講師をつとめました。この市民講座は4回シリーズで、「ちょっとヘンだぞ 変化している自然環境」というテーマで、第1回目の今日は、清水と永島で講師をつとめました。

 第1回目の今日は、前半(清水)が世界の自然環境の変化(地球温暖化、生態系の危機を中心に)、東村山の自然環境の現状と環境保全・復元の方向性(市街地の緑、雑木林、農地、水辺環境ごとに)を解説し、後半(永島)が生物多様性に視点から、生物多様性の危機(人間の活動や開発による危機、里地里山など人間活動の縮小による危機、人間により持ち込まれた者による危機、地球温暖化による危機)、生物多様性の保全の取り組みなどを、豊富な写真などによりわかりやすく解説しました。聴講者は少なめでしたが、みながとても熱心に話を聞いてくださっていたように感じました

 なお、第2回目の講座は9/4(日)東村山駅西口バス停に10:00(または北山公園善行橋10:15頃)となっております(本日の状況から考えると、飛び入りの参加も可能と思われます)。9/4は北山公園と八国山緑地を歩きながら、①多自然川づくり、②外来生物対策(その1・オオクチバス)、③市民参加(その1・川そうじ)、④北川の水質調査(パックテストの体験)、⑤生産緑地や緑地保護区域、⑥湧水(その1)、⑦八国山の生物、⑧雑木林の維持・管理(その1)などについて解説する予定です。(8月28日)

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北川の魚類調査結果

 去る8月7日(日)の北山わんぱく夏まつりの時に、定例となっている北川の魚類調査を実施しました(採取した魚類は「北山水族館」として展示)。調査結果の概要は以下のとおりです。

・調査地点;北山公園あずまや前、他

・採取した魚類 →トウヨシノボリ29、オイカワ16、ギンブナ12、モツゴ9、タモロコ4、シマドジョウ4、メダカ3、カマツカ3、ナマズ(何と全長511㎜)1、キンギョ1、タイリクパラタナゴ1、アメリカザリガニ14、トウキョウダルマガエル2など。今回はオオクチバスは採取されませんでしたが、最近オオクチバスの遊泳が確認されており、予断できない状況と考えます

・水底生物調査結果 →アメリカツノウズムシ(最優占種)、ヒル(多い)、ヤマトシジミ、タニシ、ミズムシを確認。比較的汚れている水質でも生息することのできる水底生物が見られました

・「しょうちゃん池」の調査結果 →昨年3月に掻い掘りを行った池と隣接する池について、投網と手網で調査。ウシガエル(オタマジャクシ)やギンブナを多数採取。またアメリカザリガニやメダカも採取。在来種が戻ってきているとは言いがたい状況にあると推測されました

上記の調査結果は、近く当会のホームページ(魚類の経年変化)にも掲載していく予定です。(8月21日)

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公民館の市民講座、受講生募集

 本日発行の「市報ひがしむらやま」に、今月末から開催の公民館・市民講座「ちょっとヘンだぞ 変化している自然環境」の募集記事が掲載されています。→http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/shisei/koho/sihou/23sihou/kouho20110815.files/higashimurayama110815_4.pdf

この講座の講師は北川かっぱの会が勤めます。多数の方々の参加をお待ちしております。(8月15日)

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北山わんぱく夏まつり、お疲れ様でした

 8月7日(日)、第16回「北山わんぱく夏まつり」が開催となりました。前の週までの雨で天気が心配されましたが、当日は晴天の下、多くの市民が参加し、楽しい夏のひとときをすごしました。東村山市や市教育委員会、各市民団体、ボランティア(特に実践女子大学君塚先生関係の皆様方)など、多くの方々のご協力を得て、盛況の内に終了しました。関係者の皆様方、本当にお疲れさまでした。

Dsc_00302  10時からのオープニングの後、今年はじめての試みであるミニセミナー「北川流域を外来生物から守る」では、オオクチバスやオオフサモなどの問題点についてアピールしました(左の写真のみ北出さん提供)。また、午前中、渡部尚東村山市長も来場され、ご挨拶をいただきました。ありがとうございました。なお、今年は電力使用を削減していくため、エレキギターやキーボード等を使用したバンド演奏は一切、中止としました。関係者の皆様方のご理解とご協力に感謝します。

以下、各イベント等の報告です。

007 北川ウォーク →例年に比べ、参加者数が多かった(午前、午後の部とも)。子どもたちが楽しく魚とりをしている姿が印象的でした。

ザリガニ釣り →例年とおり、北川や北山公園で親子でザリガニ釣りをしている微笑ましい姿があちこちで見られました。

八国山虫とりハイク →昆虫とりをしました。子供たち(大人も?)、楽しく虫を追いかけました。

013 北川カヌー遊び →例年どおり、大人気でした。今年はカヌー愛好家の皆様方のご厚意により、シングル艇5艇での運用になりましたが、乗船を待つ長い列が途切れませんでした。

北山水族館・パネル展示 →大きなナマズや婚姻色に染まったオイカワなど、例年以上に興味深く見ていただいたと思います。なお、北川やしょうちゃん池等で当日採取した魚類調査結果は、後日アップする予定です。

紙芝居 →縄文人とカヌーイストが楽しくお話しました。子015 どもたちが楽しそうでした。

草笛 →草笛の輪が、あずまやからどんどん広がっていくのが印象的でした。

今年の夏まつりは気温が高く、店の飲料や氷などもよく売れていたようです。ただ、15時半過ぎから大変な雷雨となり、まつりの後かたづけは例年になく大変でした。雨に打たれながら後かたづけをしていただいた皆様方、本当にお疲014 れ様でした。

今年の夏まつりも、大きな怪我や事故もなく、無事終了することができました。関係者の方々に深く感謝いたします。来年もまた、お会いしましょう!(8月14日)

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北川かっぱの会が公民館の市民講座の講師を受け持つことに

 7日(日)の「第16回 北山わんぱくまつり」、大変お疲れ様でした。盛況だった今年の「北山わんぱく夏まつり」の報告は今週末頃、当ブログで報告していく予定です。悪しからず、ご理解いただければ、と思います。

 さて、北川かっぱの会が東村山市の公民館の市民講座を受け持つことになりました。以下、その市民講座の概要です(市報8/15号に掲載される予定です)。ご参加をお待ちしております。(8月10日)

ちょっとヘンだぞ変化している自然環境

 

 

 

絶滅に瀕している動植物の現状や身の回りで起きている生態系の変化、身近な自然、地球全体に起こっている環境問題を考える。

 

 

 

日時 828日・9月4・1825日(日)「全4回」

 

 

 

10時から12

 

 

 

講師 北川かっぱの会  

 

 

 

会場 秋津公民館

 

 

 

23回目は館外講座

 

 

 

 

 

 

 

定員  抽選で30名

 

 

 

参加費 120円〔保険代〕

 

 

 

問合せ 中央公民館

 

 

 

電話  042-395-7511

 

 

 

主催 東村山市教育委員会

 

 

 

公民館

 

 

 

申込み:往復ハガキ(一人一枚)又は電子申請(市のホームページの「オンラインサービス」からアクセス、一人一回)に・「ちょっとヘンだぞ自然」参加希望・住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号を明記、8月24日(水)(必着)までに中央公民館(〒189-0014 本町2-33-2)へ

 

 

 

 返信宛先等必ず記入

 

 

 

問い合せ:中央公民館(395-7511)

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北山わんぱく夏まつり情報(その5)

本日の北山わんぱく夏まつりは開催します。

本日の天気は概ね晴れ、または曇りであるとの予報です。日中は32℃くらいになりそうです。熱中症対策もお忘れなく。それでは、北山公園他の会場でお待ちしております。(8月7日)

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北山わんぱく夏まつり情報(その4)

8月7日(日)は、「北山わんぱく夏まつり」です。現時点での気象情報から考えると、ほぼ確実に開催となる見込みです(万が一、中止となる場合には、7日当日のブログにアップします)。

7月30日のブログ(北山わんぱく夏まつり情報(その3))にも掲載していますが、夏まつりの運営は多くのボランティアで成り立っています。本日(6日)の午後、また夏まつり当日、多くの方々にお力添えをいただければと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。なお、当日は昨年同様、学生ボランティアも駆けつけるやに聞いております。こちらの方も、どうかよろしくお願いいたします。(8月6日)

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狭山3公園管理運営協議会に出席しました

 7月30日(土)、清水と永島の2名で、狭山3公園(狭山公園、東大和公園、八国山緑地)管理運営協議会に出席してきました(事務局;狭山公園管理所)。この協議会は、各公園の管理運営について、意見交換や情報共有化等を目的として行われるもので、年1回開催され、今回で2回目となります。30日には、東京都西部公園緑地事務所の管理課長他4名、都水道局、東村山・東大和・所沢の各市役所、北川かっぱの会や東村山の原風景を守る会、八国山愛鳥会、トトロのふるさと基金、ガールスカウト東京都68団、狭山公園友の会などの団体、そして西武・狭山丘陵パートナーズと総勢約30名が集まりました。

 まず、西武・狭山丘陵パートナーズに事業計画について説明がありました。この5年間、指定管理者として目覚ましい実績を残してきたと思われる西武・狭山丘陵パートナーズですが、今後の5年間についてもすばらしい管理運営を行っていくことを予感させるような事業計画の内容だったと思います

 続いて、各公園ごとに昨年度実施した事項や今年度実施予定の事項についての説明があり、意見交換を行いました。各公園の整備や管理について、各団体からいろいろな意見が出ました。北川かっぱの会からは、狭山公園関係で、①たっちゃん池の再度の魚類等調査(掻い掘り)を行っていくべきであること、②今後も北川にオオクチバス等が流出しないよう協力してほしいこと、③放流コイのあり方について議論すべきであること、④狭山公園内の北川沿いのネットフェンスを止め親水施設をつくっていくべきであること、また八国山緑地については、二つ池周辺の下草刈りや樹木伐採の効果がでてきているものの、八国山全体としてはまだ暗く、一部ではシラカシ等の常緑樹の森に遷移しはじめているので早急な対策が必要であることなどのお話しをしました

 午後は、八国山緑地の見学を行い、昨年度実施した事項や今年度実施予定の事項についての説明を受けました。ここ何年かで、八国山緑地も着実に利用しやすい公園に変身しつつあると感じた一方、今後どのように下草刈りと樹木の伐採を行っていくのかが、今後の最大の論点であることを改めて感じました。

 北川かっぱの会では、9月19日(祝)開催の「狭山公園懇談会」、11月3日(祝)開催の「八国山緑地懇談会」にも出席し、北川流域の環境の復元や保全を目指していきたいと考えています。(8月3日)

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