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ブラックバス防除等のための情報交換会を開催しました

 7月16日(土)、狭山公園パークセンターで、ブラックバス防除等のための情報交換会を開催しました。西武・狭山丘陵パートナーズから5名、北川かっぱの会から4名、東村山市役所から1名の合計10名で情報交換を行いました

 東村山市役所からは、①北山公園しょうちゃん池界隈では、目視でオオクチバスの稚魚(5cm程度)のような魚影を確認、②金魚、色コイは、昨年放流されたのを確認、③アカミミガメは常時数匹の遊泳を確認、という報告がありました。

北川かっぱの会からは、最近、北川でオオクチバス(20cm程度)を確認したという報告がありました。

西武・狭山丘陵パートナーズからは、①昨年11月のたっちゃん池の掻い掘り後、たっちゃん池の流出口に設置している流出防止ネットに引っかかった魚はいないこと →今年、北川に流出したオオクチバスはいないこと、②4/11~7/7に人工産卵床を設置したところ、オオクチバスの産卵が4基で認められたこと →繁殖の抑制に一定の効果が認められたこと、③目視で確認できたオオクチバス(15~20cm程度の成魚7個体、群れで泳いでいる稚魚)がいたこと、④在来魚については、オオクチバスによる捕食圧が大きく下がったことによって回復の兆しが出ていること(人工産卵床にモツゴ等の卵が生みつけられていること、モンドリによる調査で主にトウヨシノボリと思われるハゼ科の稚魚を捕獲できたこと)、⑤掻い掘り後、釣りをする人がほとんどいなくなったこと、などの報告がありました。

続く意見交換会では、引き続きブラックバス等を防除していくために、①継続的な魚類調査を行っていくこと(パークセンター実施の人工産卵床や在来魚の生息量調査等を行っていくこと)に加え、投網等を中心とした定期的な魚類調査を行っていくこと(秋を想定)、②数年後に再度「掻い掘り」を行っていくこと、③今後も北川にオオクチバス等が流出しないよう流出防止ネットの運用を行っていくこと、④増えすぎていると思われる放流コイについて対応策を検討していくこと、などについて意見交換を行いました。

北川かっぱの会では、今後も北川流域のオオクチバスをはじめとした特定外来生物等の対策に取り組んでいきたいと考えています。(7月20日)

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