6/5(日)は「全国の川・一斉調査」です
6月5日(日)、北川と前川の定点観測点10箇所で水質調査を実施します。調査項目は、COD濃度、アンモニウム濃度、亜硝酸濃度、ph値、透視度などです。併せて水底生物の調査も実施予定です。簡単なテストで水の現状がおもしろいようにわかります。小学生なども環境の現状について、楽しく学ぶことができます。どなたでも参加可能です。集合は廻田公民館集会室9:00です(なお、例年10:30頃より、試薬等による分析がはじまりますので、この頃からの参加も歓迎します)。12:00頃、終了予定。雨天決行です。(6月1日)
(参考)昨年の結果について、以下に記します。
北川を中心に、いくつか気づいた点を記載します。
① いつもの年と比較し、全般的にCOD濃度が高かった。特に北川の「前川合流前」ポイントが高かった。「しょうぶまつり」の影響があるのでしょうか? また、北川も前川も源流部に近いポイントのCOD濃度がやや高い傾向にある(ここ数年と比べて)。今年は調査前の期間の雨量が少なく、全般的に水量が少なかったことも影響しているか?
② 電気伝導度について、狭山公園内は例年とおりの値だったが、大堰下流ポイントから下流部分の値が高い。電気伝導度は、不純物(無機イオン)が多いと数値が高くなる傾向にあるので、何らかの影響があったものと考えられる。
③ 透明度について、今年度はかなり低い傾向にあった。特に、狭山公園51cm、大堰下61cm、北山公園親水広場前30cm、前川合流前51cmが例年と比べ、かなり低い(なお、前川合流後は今年透明度が高かった前川中流以降の水が混じったため、108cmだった)。この点についても、今年は調査前の期間の雨量が少なく、全般的に水量が少なかったことが影響しているか?
④ NO2-N、NH4-Nについては、ほぼ例年とおりの傾向だった。
⑤ 今年から初めて流量の計測を行なったが、不慣れなため、結果の評価は注意すべきと思われるが、大堰で北山公園へ水を揚げている傾向が見て取れる結果となった(グラフを参照)。
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