オオフサモの試験的な駆除を行いました
5月14日(土)、北川に繁殖しているオオフサモの試験的な駆除を行いました。15時から約2時間弱をかけ、市役所の全面的な協力のもと、11名で北川で群落している3か所で駆除を行いました(写真;パソコンで閲覧の場合、画像をクリックすると拡大表示されます 余談→永島さんからとてもいい写真送ってもらいましたが、写真データが1MBを超えていたため、掲載することができませんでした。残念!)。
これまで、オオフサモの駆除を体験したことがなかったことから、駆除するための道具は何がいいのか、また駆除時に流出したオオフサモのとらえるのにはどのような方法が望ましいのか、などの点について、検討を行いつつ駆除を実施しました。オオフサモの根はかなり深く、土を掘り起こしながらの作業となりました。根を掘り起こすとき有効だったのは、鋤(3本歯)と熊手(潮干狩り用のもの)でした。スコップや移植ゴテも使用してみたのですが、鋤や熊手ほど上手に掘り起こすことはできませんでした。また、オオフサモを引き抜くと、どうしても一部の茎や葉が下流に流れてしまう(そして、別な場所に根付く!)のですが、これを確実にキャッチしていくためには、下流側にきっちりと網を張っておくことが重要であると認識することができました。今回は下流側に投網を横に張ってみたのですが、投網よりは手編やサデ網などを張り、1名見張り役を張り付けて流れてきた茎や葉を手編で回収するくらいのことをやっていくことが重要であると認識しました(なお、翌15日に実施の北川クリーンアップでは、多くのオオフサモの茎と葉を回収しました。今後のていねいな駆除作業、回収作業が望まれるところです)。ともあれ、ご参加の皆様方、本当にお疲れ様でした。
11人で回収したオオフサモは、北川の一部の区間だけでしたが(写真下)、大きなゴミ袋で10袋以上あり、本格的に駆除を実施した場合には、相当な量になることが予想されます。北川かっぱの会では、今後、地域住民に対して、効果的なオオフサモ情報の発信を行い、秋に本格的な駆除作業を行う方向で段取りを組んでいきたいと考えています。
なお、5月15日に実施した「第32回北川クリーンアップ」の模様は、後日、報告予定です。(5月15日)
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