2010年の重大ニュース
2010年も暮れようとしています。今年も会員や外部の多くの人に支えられながら、活動を行なってきました。本当にありがとうございました。年の暮れを迎えるにあたり、今年も北川かっぱの会の重大ニュースを勝手に選んでみました(なお、以下については、北川かっぱの会として正式にオーソライズされたものではありません。筆者の勝手な選定によるものです。悪しからずご了解ください)。
ブラックバス等の防除に向けて2つの池の掻い掘り等を実施! →1月末の琵琶湖での外来魚情報交換会での情報入手、3月6日のブラックバス防除セミナーの開催、3月20日の北山公園「しょうちゃん池」の掻い掘り、そして11月7日の狭山公園「たっちゃん池」の魚類等調査+清掃と、北川や北川流域のブラックバス等の防除に向けて、大きな前進をとげた年だったと思います。ここ5年間、北川流域のブラックバス等の防除に悩み、苦しんできましたが、2つの池の掻い掘り、魚類等調査、清掃にようやくたどり着くことができたと考えております。しかし、今回の掻い掘り等でブラックバス等を完全に駆除しきれたわけではなく、今後も継続的な魚類等調査と掻い掘り等を行なっていく必要があると思います。
北山公園と八国山緑地が「関東・水と緑のネットワーク拠点百選」に選定される →(社)関東建設弘済会と(財)日本生態系協会では、21年度より都市化が進み自然が減り続けている関東地方で、自然と共存した持続可能な地域づくりをすすめる活動を支援する「関東・水と緑のネットワーク拠点百選」を実施していますが、北川かっぱの会の活動フィールドである北山公園と八国山緑地が見事、選定されました。副賞として、北山公園内に設置する「(仮称)環境掲示板」の設置費用の助成を受けることになりました。なお、「(仮称)環境掲示板」の掲示内容や運営方法については、次回の川端会議(2月5日)で意見交換を行っていく予定です。
夏まつりは盛況でした →8月1日の15回目の「北山わんぱく夏まつり」は、昨年の雨にたたられた夏まつりとは打って変わって、夏空の下、多くの市民が参加し、楽しい夏のひとときを過ごしました(約1500人の参加)。東村山市や各市民団体、多くのサポーターに支えられ、盛況の内に終了しました。
狭山公園懇談会と八国山緑地懇談会が本格的にスタート(東京都西部公園緑地事務所が設置、主催は西武・狭山丘陵パートナーズ) →北川かっぱの会では、1月に狭山公園懇談会、2月に八国山懇談会、そして9月に狭山公園懇談会、11月に八国山緑地懇談会と参加してきました。これらの懇談会では、北川かっぱの会だけでは解決できない問題(例;狭山公園内北川の親水化やブラックバス対策、湧水対策など)について、北川流域の水とみどりの保全に向けて意見交換を行っていくことができました。
行政や他団体と良好な関係を継続 →夏まつりや北川クリーンアップ、川端会議、北山公園しょうちゃん池の掻い掘りの円滑な実施、環境掲示板の設置等では東村山市と、北川流域のブラックバス対策や環境保全策、狭山公園たっちゃん池の魚類等調査では西武・狭山丘陵パートナーズ(間接的には東京都庁)との良好な関係を継続することができました。今後も連携の強化を図っていくことができればと考えております。その他、夏まつりやたっちゃん池の魚類等調査では実践女子大学他君塚先生のグループから、北川流域のブラックバス対策では生態工房や井の頭かんさつ会等から多大なご支援をいただくことができました。さらに2つの池の掻い掘り等では、明治大学や麻布大学の皆さんからの支援を受けることができました。本当にありがとうございました。
全労済の助成金を受けることができました →昨年7月、4倍の競争率を勝ち抜いて全労済の助成金(約30万円)が受けられることになりましたが、今年に入ってからも「北川流域の環境学習支援内容の充実」という切り口で、主として備品(顕微鏡や胴長)の購入、ネームプレート(北川流域の環境を守っていこうというスローガン付)や夏まつり用の横断幕の作製などに使うことができました。結果として、、イベント内容の充実、地域の活動内容の周知の強化を図っていくことができました。
環境学習は今年も盛況 →6月、7月、9月、12月を中心に開催、支援している土曜講座(市内3つの小学校)など環境学習の場は今年も盛況でした。
地道な活動を継続 →北川クリーンアップ、定例川そうじ、環境調査(魚類や水質など)、年5回の「かっぱ通信」の発行、ホームページやブログからの情報発信など、地道な活動はきっちりと行なってきました。‥‥これが一番大事だと思います。
以上、いかがだったでしょうか。ご意見お待ちしております。
それでは、皆様「よい年をおむかえください!」(12月27日)
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント