狭山公園「たっちゃん池」掻い掘り(魚類等調査と清掃)、お疲れさまでした
11月7日(日)、狭山公園「たっちゃん池」の掻い掘りを実施しました。当時は、午後からは晴れ、絶好の掻い掘り日和となりました。参加者も多く、北川かっぱの会から14名、君塚さん+飯島さん+実践女子大グループからは5名、井の頭観察会グループからは9名、生態工房からは2名(佐藤さん、片岡さん)、明大グループからは2名、麻布大からは1名、東村山市役所からは3名、その他東京都西部公園緑地事務所からは所長以下4名、西武狭山丘陵パートナーズからは10名くらい、狭山公園友の会や野山北・六道山ボランティアの方々など総勢約50名を超える方々が参加しての掻い掘り(魚類等調査+清掃)となりました
。
午前中は池の残っている水の量も多く、堰堤やボートからの投網を中心に捕獲を行いましたが、池底が泥沼状態ということもあり、思うように魚を捕獲することは困難でした。午後になり、水位が下がってきた段階で、投網が中心でしたが、大量のコイやヘラブナが、少し間をおいて大量のオオクチバスを捕獲することができました。しかし、残念ながら捕獲終了時間の15時までに水を抜けきることができず、まだ多くの魚類等が池に残っているところで捕獲作業をあきらめざるを得ませんでした。
今回の掻い掘り(魚類等調査+清掃)では、多くの方のご協力により、多くの魚類等の捕獲を行うことができました。捕獲した魚類等の調査結果(個体数や全長の概要、オオクチバスについては、胃の内容物調査結果)については、後日、当「かっぱブログ」や「かっぱ通信」、ホームページ公表する予定です。
今回の掻い掘り(魚類等調査+清掃)で思ったことがいくつかあります。
① 池の水位の管理(掻い掘り開始時にどこまで水位を下げるのか)の難しさです。3月の北山公園「しょうちゃん池」の掻い掘り時もそうでしたが、前日までに水を抜きすぎるわけにもいかず、かといって効果的な「掻い掘り」を行っていくためには、掻い掘りスタート時の水位も下げておく必要があるところです。この加減がとても難しかったと思います。
② 排水ポンプの吸入口がつまらないように管理していくのが大変でした。吸水口がつまらないような何らかの工夫がとても重要であると思いました。
③ どの範囲の魚類等を処分するのか。外来種は当然のこととして……
④ カメ類(特に特定外来種)の捕獲の難しさを感じました。
⑤ 投網を打てる人が限られていたこと →北川かっぱの会としても猛省しています。
主な点は以上のとおりですが、これ以外にも思ったこと(反省会ででたこと)は多数あります。
今回、参加者とともに貴重な体験をすることができました。今回のイベントは北川のブラックバスを防除していくための大きな一歩であったと感じております。今後も北川流域のブラックバス防除のため、魚類等調査を継続していくこと、関係団体と連携しつつね再度掻い掘りを行っていくことを視野に入れて活動を行っていきたいと思います。ともあれ、7日は事故やケガもなく無事終了することができ、ホッとしています。参加していただいた皆様方に深く感謝したいと思います。本当にお疲れさまでした。
(追伸)当日の撮った写真は、後日アップする予定です。(11月8日)
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