6/6水質調査の結果
6月6日に実施した水質調査(北川+前川)の結果を報告します(エクセルの添付ファイル)
。
北川を中心に、いくつか気づいた点を記載します。
① いつもの年と比較し、全般的にCOD濃度が高かった
。特に北川の「前川合流前」ポイントが高かった。「しょうぶまつり」の影響があるのでしょうか? また、北川も前川も源流部に近いポイントのCOD濃度がやや高い傾向にある(ここ数年と比べて)。今年は調査前の期間の雨量が少なく、全般的に水量が少なかったことも影響しているか?
② 電気伝導度について、狭山公園内は例年とおりの値だったが、大堰下流ポイントから下流部分の値が高い
。電気伝導度は、不純物(無機イオン)が多いと数値が高くなる傾向にあるので、何らかの影響があったものと考えられる。
③ 透明度について、今年度はかなり低い傾向にあった
。特に、狭山公園51cm、大堰下61cm、北山公園親水広場前30cm、前川合流前51cmが例年と比べ、かなり低い(なお、前川合流後は今年透明度が高かった前川中流以降の水が混じったため、108cmだった)。この点についても、今年は調査前の期間の雨量が少なく、全般的に水量が少なかったことが影響しているか?
④ NO2-N、NH4-Nについては、ほぼ例年とおりの傾向だった。
⑤ 今年から初めて流量の計測を行なったが、不慣れなため、結果の評価は注意すべきと思われるが、大堰で北山公園へ水を揚げている傾向が見て取れる結果となった(グラフを参照)
。
以上ですが、データの読み方は様々な視点から行なう方がいいと思いますので、お気づきの点があれば、コメントしてください
。
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