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2010年5月

6月6日(日)の午前中に北川+前川の水質調査を実施します

5月29日(土)は、北山小のプールでヤゴ救出作戦が開催されました。少し肌寒い天気でしたが、無事、多くのヤゴを救出することができました。参加された皆様方、お疲れ様でした

さて、6月6日(日)の9:00~12:00頃、恒例の「全国の身近な川の一斉調査」が実施されます。毎年、全国の市民団体等が、それぞれの地域の河川のCOD濃度を測定し、全国的な河川の水質を調査しているものです。その結果は、毎年、「全国の河川の水質ワースト10」とか「全国のきれいな川ベスト10」などと公表されています。北川かっぱの会では、創設以来この調査に参加し、北川で5ヶ所、前川で5ヶ所の定点で水質の推移を見守っています

6月6日(日)は9:00「MARU茫々亭」集合、その後、水の採取容器、温度計、記録用紙などを持って、北川と前川の計10箇所の水を「廻田公民館」1階集会室に持ち寄ります(なお、一部の定点観測点では水底生物調査も実施予定)。概ね10:30頃から、採取した水について、パックテストによる化学的な分析(COD濃度、アンモニウム濃度、亜硝酸濃度、酸性度等)や透視度測定、電気伝導度測定を実施する予定です。なお、化学的分析や電気伝導度の測定など、どなたでも参加可能です(特殊な知識や技能は必要ありません)。人数が多いほど分析がはかどりますので、一人でも多くの方の参加を希望しています。参加を希望される方は当日、「MARU茫々亭」または「廻田公民館第1集会室」に直接いらしてください。なお、全国一斉調査ということもあり、雨天決行です。

参考までに、最近の水質調査結果について以下に掲載します(5月31日)

「09suisitutyousa.xls」をダウンロード

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5/29(土)は北山小のプールで「ヤゴ救出作戦」

かっぱ通信83号や4月の「かっぱブログ」でもお伝えしていますが、29日(土)は北山小でヤゴ救出作戦を予定しています(9:30~12:00頃開催予定)。

北川かっぱの会では、ここ何年か、「ヤゴ救出作戦」を全面的に支援しています。北山小のプールで、子どもたちと一緒に、プールに水を張る前にトンボのヤゴを救出しようとするものです。参加する子どもの父兄ではなくても、サポートしていただける方、大歓迎です。今週の週末は天気は何とかもちそうな気配ですが、気温はやや低めかもしれません。でも、プールで子どもたちと一緒にヤゴの捕獲をするのは、毎年のことながら、とても楽しいです。多くのサポーターの参加を歓迎します。

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川端会議に出席しました(5/15)

報告が遅くなりましたが、5月15日(土)、通称「川端会議(平成22年度第1回北山公園整備計画意見交換会)」に参加しました。北川かっぱの会からは、4名が参加しました。今回の川端会議は、市報等での周知が効いたためか参加者が多く、意見交換は大変盛況だったと思います。

北川かっぱの会からは、3月20日に実施した北山公園「しょうちゃん池」の掻い掘りの結果について、詳細な報告を行ないました。4月17日付け「かっぱブログ」に掲載の調査結果を基に、オオクチバスが繁殖していなかったこと、今後は池の状態について定期的に調査していく必要があること、外来魚の密放流防止策について検討・実践していく必要があること、今後は在来魚にとって棲みやすい池の環境整備を行なっていく必要のあること、などについて説明を行いました

当日は、ずいぶん様々な切り口からの意見が出されました。一例を挙げれば、最近の北山公園の整備について、特に子ども体験塾事業(ザリガニ池)に対する意見(その必要性など)が多数出されましたが、昨年度の川端会議での議論を経て実施した事業であること、ザリガニを採る場所をある程度制限しないと「菖蒲田」が荒れてしまうこと等の理由から実施している事業であるという説明がありました

北川かっぱの会にとって、特に感心が高かったのは、市からあった、3月の「しょうちゃん池」の掻い掘り後、北山公園東側(整備計画のエリア2=立ち入り禁止区域)のしょうちゃん池から北川への流出水路について改良を行い、自然の小川が流れているような状態(ビオトープを目指している)にしたという話です。北川かっぱの会としては、トンボのヤゴが繁殖できるような湿地を望んでいたところであり、たいへんうれしいニュースと感じました

今年度の川端会議については、9月4日と2月5日にも開催される予定ですが、北川かっぱの会として、今後も積極的に参加していこうと考えています(5月23日)。

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第30回北川クリーンアップ

5月16日(日)、晴天の下、北川クリーンアップが実施されました。今回は記念すべき第30回目の開催となりました。合計で約50名(もう少しいたかもしれません)で、北川の清掃を行いました。

004 10時から、主催者である北川クリーンアップ実行委員会委員長の松村さん(写真)、また市役所からは市役所三上都市環境部長の挨拶があり、その後、上流、中流、下流に分かれ、清掃を開始しました。

005 今回、川を歩いてみて、ゴミの多さもさることながら、川に堰を作ってコイを飼育している場所や観葉植物が植えられていることなどが問題と感じました。

相変わらず大型のコイも多数見受けられましたが、モツゴや銀ブナなどが泳いでいる姿をみることができ、ホッとしました。

007 今回も多くのゴミを収集することができ、「成果物」としては、トラック2台分くらいになってしまいました(写真)。1日も早く、ゴミのない清流の復活を望みたいところです。

参加した皆さま方、特に多数の参加をいただいた正福自治会の皆さま方、そして市役所の皆さま方、本当にお疲れさまでした(5月16日)

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15日は川端会議、16日は北川クリーンアップです

 5月15日は川端会議(正式名称;北山公園整備計画に関する意見交換会)です。午前10時~12時にふるさと歴史館(研修室)で開催となります。北山公園の整備計画や管理について、市役所と市民団体、市民とが意見交換を行う重要な場です。市報5月1日号にも掲載されていますが、誰でも参加は可能ですので、できる限りの参加をお願いします。3月20日に「しょうちゃん池」の掻い掘りを行なったところでもあり、今後のブラックバス対策等についても意見交換が行われるものと思われます。

 翌16日(日)は第30回北川クリーンアップです。北川かっぱの会では、昨日、北川クリーンアップをPRする「垂れ幕」張りを行いました(写真はイメージ→編集の都合で前回の開催時の写真となっています)。

001  「垂れ幕」は、2年前、助成金を活用して作製したもので、北川に架かる橋の欄干に張りました。この垂れ幕の効果により、一人でも多くの方にクリーンアップに参加していただきたいと思っているところです。

「北川クリーンアップ」は、16日(日)10時~12時頃開催で、集合は北山小西門、または精心幼稚園側の橋となっています。軍手またはビニール手袋持参で、長靴着用が望ましいです。なお、雨天中止です。水も温み、魚たちが気持ちよさそうに泳いでいる姿を見ることができます。多くの方々の参加をお待ちしております。

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関東・水と緑のネットワーク拠点百選に応募しました

(社)関東建設弘済会と(財)日本生態系協会は、21年度より、都市化が進み自然の減り続けている関東地方で、自然と共存した持続可能な地域づくりをすすめる活動を応援する「関東・水と緑のネットワーク拠点百選」を実施しています。

詳しくはこちら→http://kan-koueki.net/hyakusen/

その22年度の選定地の募集があり、北川かっぱの会として「北山公園(北川を含む)と八国山」で応募しました。北山公園や八国山緑地は、狭山公園や多摩湖緑地と北川や緑道で相互につながるネットワークの拠点となっており、生物の往来も盛んです。北川かっぱの会では行政や他団体と連携しながら、、北山公園や北川、八国山緑地をベースに、様々なイベント、環境調査、環境学習を実施していますが、いずれの活動も地域の環境の保全につながる内容となっており、今回の募集要項に合致したものとなっていると考えています。応募にあたっては、活動の支援要望を出すことができるのですが、今回は北山公園の中に「環境掲示板」を設置する経費について、支援の要望を行っていくこととしました。環境掲示板には、その季節に見ることのできる生物情報やイベント情報、環境の現状に関する情報(外来生物や水質、ゴミなど)等について掲示していくことを提案しています(2010年度の北川かっぱの会の活動方針に沿った内容を考えています)。選定結果については8月頃に通知される予定となっています。うまく選定された場合には、「川端会議」の中で、掲示板の内容や運営方法について検討していく予定です

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柳瀬川でアユが放流されました

新河岸川水系水環境連絡会の小林さんからのレポートです(勝手に掲載させていただきます。お許しを)。

4月18日、柳瀬川の松戸橋付近で稚アユが放流されました。昨年も同時期に稚アユが放流されましたが、8月に北川と前川の合流点でアユが発見されました(おそらく4月に放流されたものと推測されます)。今年も北川まで遡上してくることを期待したいと思います。

詳細は→「yanasegawa-ayu-houryuu2010.doc」をダウンロード

ところで、北川では、北山公園の親水広場から前川の合流点までの間、落差工(大きな段差。ダムのようなもの)があり、北山公園まではアユの遡上が不可能です。北川かっぱの会としては、何とか北山公園までアユが遡上することができるよう、落差工を解消して、北山公園内の北川にあるような魚道を設置したいと考えています。今後は、いろいろな場面で提案をし、意見交換を行っていきたいと考えています。

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