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2010年1月

外来魚情報交換会に参加してきました

1月30日(土)~31日(日)、滋賀県彦根市で開催された「第5回外来魚情報交換会(主催;琵琶湖を戻す会、他)」に北川かっぱの会からSiが参加してきました(西武・狭山丘陵パートナーズからもNaさんが参加)。北は北海道から南は沖縄まで、昼間は100名を超える参加者が、また夜の懇親会も約60名の参加者が、熱い議論、情報交換を行いました。バス類の駆除方法(の試行錯誤の状況)やバス類の生態の解明、新たな外来魚(チャネルキャットフィッシュやオオタナゴ等)との戦い、行政の対応策、市民団体の対応策、バス加工食品(今年は練り物)の試食など、今年もとても盛りだくさんの内容だったと思います

北川かっぱの会としては、今年の大きな目標の一つとして考えている2つの池の「掻い掘り」を中心としたバス防除策を円滑に進めていくため、主に情報収集のために参加しましたが、得たものはとても多かったと感じています。私が特に感じたのは以下の点です(特に真新しい視点ではありませんが‥‥)。

① 継続した調査を実施していく必要があること →昨年、「たっちゃん池」で2回の魚類調査を実施しましたが、これからも定期的に魚類調査(+外来植物調査)を行い、そのデータを基に、外来種の防除策を継続して実施していく必要があること

② 市民へのアピールは「池や川をどういう姿に戻していくのか」という点をクリアにしていく必要があること(アピールの仕方を工夫していく必要があること)。また、特に子どもたちへのアピールを考えていく必要があること(環境学習の視点から)

③ 密放流の防止を効果的に行なっていくためには、できるだけ多くの市民を見方につけていく努力が必要なこと、などです

いずれも一朝一夕で達成することのできるようなテーマではありませんが、情報交換会でいろいろな方々のお話をお聞きし、また対話していく中で、「がんばってやっていこう!」と思わせるような、大きな元気をもらったような気がします。各地の事例では、様々な努力の結果、バス類の個体数が減ってきたという報告もあり、がんばれば在来魚が戻ってくる!という希望をもつことができると思いました

北川かっぱの会では、3月6日(土)に「ブラックバスセミナー」を開催し、その後、北山公園内「しょうちゃん池」、狭山公園内「たっちゃん池」のバス駆除を実践していきたいと考えています。皆様の参加をお待ちしております(なお、ブラックバスセミナーの詳細については、今週末までにアップする予定です)

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新作ネームプレートに記載するスローガン

12月19日付けのかっぱ通信81号でもお知らせしていますが、全労済の助成金を活用して、(仮称)「北川流域の環境を守ろう」をネームプレートを作成することにしました。

(ネームプレートのイメージ)→「image_of_nameplate.doc」をダウンロード

ネームプレートは各種のイベント(夏まつりやクリーンアップ、土曜講座など)の時に使用することを想定しています。ネームプレートはプラスチック製で、かっぱのイラストにスローガンを記載し、さらに会員の名前を入れることにしようと考えています。

昨日の定例会+新年会で、スローガンについて検討しましたが、最終的には下記のスローガンの中から選ぼうと考えています。

1案 かっぱ棲む北川へ

2案 かっぱ見た?北川で

3案 北川に清流復活を!

皆さん、どれがいいでしょうか?ご意見をお聞かせください。個人的には1案がいいかな、とも思っているのですが。(1月24日)

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3月までの活動予定

3月までの活動予定は下記のとおりです。2月20日(土)に総会を、3月6日(土)に「ブラックバス防除のための意見交換会」を開催します。皆様方の参加をお待ちしております

1月23日(土) 15:00~17:00 臨時定例会(MARU茫々亭) →今年度の活動方針案や予算案などについて話あいます。併せて新作ネームプレートの内容について検討します。

1月23日(土) 17:00~ 新年会(MARU茫々亭) →会費制となる予定です。

2月 6日(土) 10:00~12:00 川端会議(ふるさと歴史館) →市と市民、市民団体が北山公園を中心とした公園の整備や維持管理について意見交換を行います。誰でも参加可能です。今回の会議では、「しょうちゃん池」のブラックバス対策がテーマの一つになる予定であるとのことです。

2月13日(土) 9:00~10:30頃 定例川そうじ(北山小正門前集合)

2月13日(土) 13:30~15:00頃 かっぱ通信82号の印刷・発送作業(廻田公民館) →少しの時間だけでも手伝っていただけると助かります。

2月14日(日) 9:00~12:30 東村山市みどりの楽校「野鳥観察会」 →西武園駅改札口集合。申込方法は1/15付の市報に掲載

2月20日(土) 14:00~16:30頃 北川かっぱの会「総会」(廻田公民館) →2009年度の活動報告案、2010年度の活動方針案、2009年度決算案、2010年度予算案、2010年度の執行体制などについて決定していきます。多数の方の参加をお待ちしております。総会終了後、「MARU茫々亭」で懇親会も予定しております。

2月21日(日) 10:00~16:30 八国山緑地懇談会(西武・狭山丘陵パートナーズ主催) →八国山緑地西入口広場9:50集合。午前中は八国山緑地を見学、午後(13:30以降)は多摩湖ふれあいセンターで意見交換等を予定。

3月 6日(土) 13:30~15:00頃 ブラックバス防除セミナー(意見交換会) →会場は東村山駅西口ペデストリアンデッキ徒歩1分「サンパルネ」2階会議室。外部講師を招き、北川流域に繁殖しているブラックバスをどう防除(駆除+密放流防止)していくのかを考えます。ブラックバス防除の意義やブラックバス防除の具体的方法について学びます。

3月13日(土) 9:00~10:30頃 定例川そうじ(北山小正門前集合)

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狭山公園懇談会に参加しました

1月9日(土)、第1回 都立狭山公園懇談会に参加しました。この懇談会は、よりよい狭山公園としていくために、その管理運営のあり方などについて、利用者(利用団体等)と意見交換を行おうとするものです(設置主体;東京都、主催;西武・狭山丘陵パートナーズ)。北川かっぱの会としては、会単独では解決することのできない問題に対応していくため、懇談会に積極的に参加していこうと考えております

第1回目となる今回は、午前中に狭山公園内をぐるっとひとめぐりし、公園の現状を見学しました。北川かっぱの会がかねてより提案している「たっちゃん池」のブラックバス対策や狭山公園内北川の親水化(自然護岸化)についても説明を行いました。また、たっちゃん池周辺部の湧水地の復元等についても意見交換が行われました。

午後は会場を多摩湖ふれあいセンターに移し、各団体の活動や狭山公園の管理運営状況についての報告や意見交換などが行われました

今回は北川かっぱの会(Si、Ma、Na)の3名の他、狭山公園友の会、東村山の自然を愛し守る会、地元の各自治会長さんなど合計20名強、主催者関係で10名強の参加があり、とても盛況でした。また、東京都建設局と水道局から各2名のご担当の方も来られ意見交換を行うことができてよかったと思います。特に意見交換(ワークショップ形式)では、狭山公園に対する夢を語り、そしてその夢を参加者全員で共有していくことができた点がとてもよい企画だったと思います

今回の現地見学や意見交換会の雰囲気から考えれば、「たっちゃん池」のブラックバス対策については、さらに推進(掻い堀りを実施すべき)し、狭山公園内北川の親水化(自然護岸化)については、今後この懇談会の中で継続して検討していく、という方向性かな、と感じました

なお、2月21日(日)には、今度は「都立八国山緑地懇談会」が開催予定です。北川かっぱの会としては、こちらの懇談会にも積極的に参加していく予定です

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2010年の重点課題

あけましておめでとうございます。今年が皆様や北川流域にとってよい年になることを祈念したいと思います。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

さて、新しい年(年度)のスタートにあたり、2010年(年度)の重点課題を掲載します。先月発行した「かっぱ通信81号」の掲載記事を少し発展させたものとなっております。今後、定例会や総会の場で議論し決定していくこととしますが、皆様からのご意見、ご提案を歓迎します。

 ブラックバスの防除(駆除+移入の抑制) →北川や北山公園、狭山公園など流域のブラックバスやワニガメ、ミシシッピアカミミカメなど特定外来種の防除に取り組みます。ブラックバスセミナーの開催や狭山公園内「たっちゃん池」、北山公園内「しょうちゃん池」のブラックバス駆除(かいぼりなどの方法による)に取り組みます。取組にあたっては、行政や関係団体との連携を重視していきます。

 北川流域のみどりの保全や北川の流量確保・親水化など →これまでの川端会議(市+市民団体+市民)への参加に加え、新たに狭山三公園懇談会(特に狭山公園懇談会、八国山懇談会)に参加し、提言や調整を行い、問題の解決を目指します。

 情報発信力の強化 →全労済の助成金を活用して、新たに北山公園内に「環境情報板」の設置を目指し、また仮称「北川流域の環境を守ろうネームプレート」、夏まつり告知用の垂れ幕を作製します。併せてホームページやブログの内容の充実を目指します。

 環境学習の内容の充実 →助成金を活用し、観察器具や図鑑、子供用の胴長などの充実を図るとともに、学習内容の充実を目指します。

 活動資金の確保 →引き続き、かっぱ通信の印刷、発送費用等の削減を追求するとともに、新たな備品の購入や講師謝金などについてはできるだけ助成金を活用する方向とします。

 夏まつり、クリーンアップ、定例川そうじ、環境調査、かっぱ通信の発行は、これまでと同様、継続して実施していきます

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