たっちゃん池の魚類調査(第2回)を実施しました
11月28日(土)、狭山公園内の宅部貯水池(通称「たっちゃん池」)の魚類調査を実施しました。去る8月末の第1回目の魚類調査では、池が満水の状態で調査を実施しましたが、今回は水位を約60㎝程度下げて調査を実施しました(写真をクリックすると拡大します)。
当日は、狭山公園の管理をしている西武・狭山丘陵パートナーズから5名(もっといたかもしれません)、北川かっぱの会から6名、そして投網や魚類調査の達人Iij(調布)さんとha(江戸川)さん、また生き物クラブのOさん、地域ネットワークHiさんも応援に駆けつけてくれました。
調査(捕獲)は、まず定置網を地引き網のように使って魚を追い込む形(写真中)で実施しましたが、結果は惨憺たるものでした。魚がとれなかったことに加え、網が池底の木の枝などに引っかかり、捕獲は夢に終わりました。実際の捕獲は、投網(写真左)と手網によって実施することができました。
捕れたオオクチバス(写真右)については、前回同様、胃の内容物を確認しましたが、内容物はエビ類がほとんどで、一部にヤゴが見られるような状態でした。(この点についてどう考えればよいのか、今後、専門家の意見も聞いてみたいと考えています)。
捕れた生き物は、エビ類45尾、トウヨシノボリ9尾、モツゴ2尾、オオクチバス5尾、ヤゴ1、ウシガエル1、オタマジャクシ(ウシガエル)2でした(なお、詳細な調査結果は、12月5日頃、ホームページとブログにアップする予定です)。もう少し捕獲したかったというのが本音です。
今回の調査結果をふまえれば、1回完全に近い形で「かいぼり」を行い、ブラックバスを駆除していくことが必要ではないか、というのが調査実施者としての感想です。
調査に参加された皆様、本当にお疲れ様でした(11月29日)。
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