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2009年11月

たっちゃん池の魚類調査(第2回)を実施しました

11月28日(土)、狭山公園内の宅部貯水池(通称「たっちゃん池」)の魚類調査を実施しました。去る8月末の第1回目の魚類調査では、池が満水の状態で調査を実施しましたが、今回は水位を約60㎝程度下げて調査を実施しました(写真をクリックすると拡大します)。

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当日は、狭山公園の管理をしている西武・狭山丘陵パートナーズから5名(もっといたかもしれません)、北川かっぱの会から6名、そして投網や魚類調査の達人Iij(調布)さんとha(江戸川)さん、また生き物クラブのOさん、地域ネットワークHiさんも応援に駆けつけてくれました。

調査(捕獲)は、まず定置網を地引き網のように使って魚を追い込む形(写真中)で実施しましたが、結果は惨憺たるものでした。魚がとれなかったことに加え、網が池底の木の枝などに引っかかり、捕獲は夢に終わりました。実際の捕獲は、投網(写真左)と手網によって実施することができました。

捕れたオオクチバス(写真右)については、前回同様、胃の内容物を確認しましたが、内容物はエビ類がほとんどで、一部にヤゴが見られるような状態でした。(この点についてどう考えればよいのか、今後、専門家の意見も聞いてみたいと考えています)。

捕れた生き物は、エビ類45尾、トウヨシノボリ9尾、モツゴ2尾、オオクチバス5尾、ヤゴ1、ウシガエル1、オタマジャクシ(ウシガエル)2でした(なお、詳細な調査結果は、12月5日頃、ホームページとブログにアップする予定です)。もう少し捕獲したかったというのが本音です。

今回の調査結果をふまえれば、1回完全に近い形で「かいぼり」を行い、ブラックバスを駆除していくことが必要ではないか、というのが調査実施者としての感想です。

調査に参加された皆様、本当にお疲れ様でした(11月29日)

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12/5(土)クリスマスパーティーです

12/5(土)は、北川かっぱの会のクリスマスパーティーです。今年1年間、ブラックバス対策、環境学習、雨の夏まつり、川そうじ、アユの遡上、関係機関の方々との話し合いなど、様々な事がありましたが、火を囲み、グラスを傾けながら楽しいひとときを過ごすことができれば、と思います。皆様の参加をお待ちしております。もちろん、会員以外の方の参加も大歓迎です。

時間;16時~21時頃(なお、15時から準備(炉の準備や豚汁の準備他。15時からご都合のつく方のご参加をお願いいたします)。

場所;東村山市野口町3-11-8「MARU茫々亭」

会費;3000円/人、小学生以下500円。幼児は無料。

料理;七面鳥、豚汁、焼き魚他(差し入れ大歓迎!)

飲み物;ビール、日本酒、焼酎、ワイン、ジュースなど飲み放題(在庫のある限り)

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実践女子大生の授業のご案内をしました

11月21日(土)、実践女子大学の君塚先生の授業の特別編として、北川流域のウォーキングを実施しました。実践女子大学の1~3年生と先生方を含め総勢11名を、北川かっぱの会のSiとWaの2名がご案内しました。

八国山の二つ池と湧水地、雑木林、ひだまり広場からの北山公園の展望、ほっこり広場からの新山手病院展望(トトロ関連)、萌芽更新地、尾根からトトロの森2号地の展望を中心に見て回りました。雑木林や湧水、ナショナルトラストなどの意義についても解説を行いました。また、北山公園では市みどりと環境課Kaさんからのしょうぶ田の現状と問題点、八国山たいけんの里では学芸員のISiさんからは縄文遺跡の解説をしていただきました。天気がよく、一部で紅葉のすすんだ樹木を楽しむことができましたが、夕方はやや肌寒い感じでした。ウォーキング終了後、MARU茫々亭の「いろり」を囲んで暖まり、有意義な反省会?の開催で締めくくりとなりました

未来を担う大学生の方々に、どこまで北川流域の自然の現状と問題点について理解していただけたのでしょうか。少なくとも、「結構豊かな自然」が残っていることは理解していただけたのではないかと思っています。(11/22)

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新河岸川流域フォーラムに参加しました

11月14日(土)、東村山市民ステーション「サンパルネ」で、21年度の「新河岸川流域フォーラム」が開催されました。

午前中はウォーキング企画で、空堀川ルートと北山公園・八国山ルートに分かれ、現地見学が行われました。北川かっぱの会ではSiとNaの2名で北山公園や北川、八国山のガイドを行いました。総勢12名でウォーキングを行いましたが、一時的に雨が強くなったものの、ほとんどの時間帯は曇り空で、ほぼ予定どおりのコースを辿ることができました。特に、魚道や親水広場、白樫の木の下、北山小南側の北川、二つ池では、参加者の方々に流域の現状と課題について十分に理解していただけたのではないかと考えております

午後は東村山駅西口再開発ビル2階のホールで講演や発表が行われました。ホールをほぼ埋め尽くした約100名の参加者に対し、群馬大の片田先生のご講演(テーマ;最近の豪雨災害に学ぶこれからの地域防災)や市ふるさと歴史館、市消防団、市管工事組合、国交省荒川下流事務所、都河川部計画課、県河川砂防課の発表がありました。

北川かっぱの会からは、Siが「北川流域の環境復元の現状と課題」について、パワーポイントの資料を使って15分間の発表を行いました(発表内容の概要については、10月末の当ブログ(2つ前のブログ)を参照してください)。地域の環境団体の発表としては、他に空堀川に清流を取り戻す会の発表もありました。これらの発表が、新河岸川流域の他の団体の活動内容の充実につながれば、と思います。

午後の部には、北川かっぱの会から少なくとも5名(本当はもう少しいたかもしれません)が参加しました。参加された皆様方、お疲れ様でした

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11/14(土)は「新河岸川流域フォーラム」at東村山です

11/14(土)、新河岸川流域フォーラムが開催されます。概要は以下のとおりです。北川かっぱの会では、第1部(午前)のウォーキングで北山公園+北川、八国山緑地のガイドを行なう予定です(少なくともSi、Naの2名がガイドを行なう予定)。また、第2部(午後)の発表では「北川流域の環境復元の現状と課題」と題して、発表を行なう予定です(16時頃から15分程度。Siが発表予定)。市民団体からは、かっぱの会の発表の後、「空堀川に清流を取り戻す会」からの発表が予定されています。皆様方の参加をお待ちしております

テーマ ゲリラ豪雨からまちを守る、清流でまちを潤す

主催  新河岸川流域川づくり連絡会(国交省荒川下流河川事務所、柳瀬川流域ネットワーク、‥‥)他

開催場所 東村山駅前再開発ビル(サンパルネ)2階コンベンションホール他

日程  第1部 ウォーキング企画(10:00開会、10:15~空堀川ルート、北山公園ルートに別れウォーキング。北山公園ルートについては、サンパルネ→弁天池→北山公園(魚道、親水広場中心)→八国山緑地(二つ池界隈中心)→正福寺→サンパルネ12:00の予定

第2部 発表企画(13:00東村山市長挨拶、13:10最近の豪雨災害に学ぶこれからの地域防災(群馬大の先生の講演)、14:30休憩、14:50流域の変遷と浸水被害(ふるさと歴史館、市消防団長、市管工事協会(雨水浸透施設関係))、15:20休憩、15:30浸水対策や水循環再生への取り組み(国交省、東京都河川課(白子川関係)、埼玉県(雨水浸透施設関係)、16:00北川かっぱの会(北川流域の環境復元の現状と課題)、空堀川に清流を取り戻す会(空堀川の現状と今後の取り組み)、16:30終了

なお、国交省荒川河川事務所のホームページに関連記事が出ています(下記アドレス)

http://www.ktr.mlit.go.jp/arage/shingashi/forum.html

フォーラムに参加される場合には、このブログに返信していただくか(会員の場合)、上記、国交省のアドレスから登録することが可能ですので、よろしくお願いいたします

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