アユが行き交う北川を目指して
かっぱ通信78号(4月25日号)でもお伝えしましたが、4月19日に柳瀬川の松戸橋(埼玉県との県境、淵の森の少し下流)のところでアユの放流が行なわれました。この放流は、柳瀬川の金山調整池の前後にある落差工(4ヶ所)等が、水質の改善に伴って増加しているアユを中心とした魚介類の遡上の妨げになっていることがきっかけとなっています。これらの落差工等が改良されれば、北川にも多くのアユがのぼってくると思われます。北川かっぱの会もメンバーとなっている柳瀬川流域ネットワークでは、「アユが行き交う柳瀬川づくり」を目指し、関係機関との話し合いの場を設置すべく活動を開始しているところと聞いております。
さて、あいにくの天気となった先週の夏まつりの日の早朝、北川と前川の合流点でアユが捕れたとのことです。全長148mmと170mm2尾です(写真参照)。投網(数投)に入ったもので、もっとたくさん来ているのではないかとも思われます(おそらく4月に放流したものではないか)。水深15cmくらいのごく狭い平瀬にいたそうですが、北川にはあまり平瀬は多くありません
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