9月13日(土)、今年度2回目の川端会議が開催されました。北川かっぱの会からは3名が参加しました。
今回はまず、8月末に実施されたしょうちゃん池のハスの除去作業で、多くの魚が死んだ経緯について市から状況説明がありました。今回は入札が不調に終わり、また結果的にハスの結実前にハス除去、台風時期前の倒木リスクの除去が優先事項と考えたことから、関連工事を含めて工事が8月になってしまったことなどの説明がありました。
北川かっぱの会からは、夏の水抜きが危険であることをもっと主張すべきだったという反省点はあるものの、多くの魚の死体を確認した時点で市民活動団体等と相談する機会を設けることができなかったのは残念であったこと、相談する機会があれば、市+業者+市民で魚を救出することができたのではないかという点を指摘しました。
以上を踏まえ、今後、池の水抜きを行う場合には、
①暑い時期の水抜きは避ける
②水を抜く際には水生生物を捕獲し、安全な場所に避難させる措置をとる
③水抜きを行う場合には事前に市民活動団体等と相談した上で実施する
ことを提案し、了承されました。併せて、
・しょうちゃん池の上流部の用水路に繁茂するハスの除去が必要ではないか
・工事を発注する際には、いきものの命を守ること、いきものに注意して作業を行うこと等の条件を付けていくことも必要ではないか
という点を指摘し、意見交換を行いましたが、市や指定管理者の一定の理解は得られたという印象でした。
北山公園施設改修の実施設計(2027年度分)については、水田・菖蒲田の高低差処理(木道基礎の盛土)の範囲、ナマズやギンブナなどが遡上できる環境の確保、菖蒲田内池・ハス池の断面設計、ハス池の植栽案、新設する沈砂池の実施設計案などについて意見交換を行いました。また、道路河川課からは、北川えがお橋(北山小正門前)の護岸等の補修工事(護岸の一部が崩落している)の説明がありました。
なお、当日、外来種防除事業の関係で北川かっぱの会から報告した内容は下記のとおりです。(10月25日)
ダウンロード - 20250830gairaiseibutuhokakukekka.pdf
最近のコメント